虎ノ門ヒルズにジャウメ・プレンサのパブリックアートが誕生

【Art Beat News】スペインを代表するアーティストの10mの大型彫刻作品、新たなシンボルに。

In Art Beat News Main Article 3 by Art Beat News 2014-12-04

2014年11月28日(金)、オープン半年を迎える虎ノ門ヒルズのオーバル広場にジャウメ・プレンサの大型彫刻作品「ルーツ」が設置された。作品の大きさは約10m、膝を抱えて座る人間をかたどった巨大なパブリックアートだ。

ジャウメ・プレンサはスペイン・バルセロナ生まれのアーティスト。思索的・哲学的な立体作品を数多く制作し、スペインを代表する作家として世界的に知られている。今回の「ルーツ」では、 8つの言語(日本語、中国語、アラビア語、ヘブライ語、ラテン語、ギリシャ語、ヒンディー語、ロシア語)の文字を用いて巨大な人型を成形。「世界の多様性」を表現し、「多様な文化の違いを越えて、人々が平和的に共存すること」をメッセージとして投げかけている。

今回の作品について、ジャウメ・プレンサは「日本は最先端と伝統が共存する場所。伝統という土壌から新しい文化が生まれる在り方を、根(ルーツ)が土から芽を出すイメージで表現した」と語る。また、膝を抱える「人型」については「人間の誰もが持つ、内面の素晴らしい美しさに目を向けて欲しい」と思いを明かした。

虎ノ門ヒルズを運営する森ビル株式会社は「虎ノ門ヒルズをルーツ(起点)として世界の人々が共存する街づくりを進めていきたい」とパブリックアート設置の狙いを語る。同施設には、サン・クァク、内海聖史、ジャン・ワン、神谷徹、小高重光、永田哲也の作品も展示されており、東京が「世界一の都市」を目指すためのカルチャー発信地として、アートで街を活性化させることを目指している。

ジャウメ・プレンサは1999年に舞台芸術のアカデミー賞と言われるプラハのカドリエンナーレでゴールドメダルを受賞するなど数々の賞を受賞。日本では2010年の瀬戸内国際芸術祭にて、瀬戸内海の男木島で船の発着所を設計している。

森ビル ウェブサイト:虎ノ門ヒルズにジャウメ・プレンサ 《ルーツ》 が誕生!
虎ノ門ヒルズ ウェブサイト

Text: 玉田光史郎(Koushiro Tamada)

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