公開日:2015年4月7日

中目黒で桜を見ながらギャラリーを巡る

気軽に立ち寄れるギャラリー + 桜をテーマに2カ所のギャラリーをご紹介します。

今年もお花見シーズンがやってきました!ギャラリーツアーとお花見を合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。

中目黒駅に集合
春先の中目黒は大勢のお客さんで賑わいます。
目黒川に向かって歩いて行きます。桜、桜、さくら!目黒川沿いの桜はやはり見応えがあります。しばらく行くと目黒川沿いも中盤にさしかかったところに「Gallery JIB」があります。入ってみましょう。

 
 
 

上: 「Gallery JIB」内の様子。下: トイレの壁にも沢山の作品が飾ってあります。
上: 「Gallery JIB」内の様子。下: トイレの壁にも沢山の作品が飾ってあります。

「Gallery JIB」
Hitomi Kimさん(オーナー)
「JIB(ジブ)は韓国語で『家』の意味があります。自分の家にいるようにリラックスして気軽に来てほしかったので、ギャラリーの名前に決めました。また私自身が在日3世で、韓国人であるアイデンティティをどこかに残したいと思っていたので韓国らしさが伝わる要素をロゴに落とし込むことにしました。『JIB』ではちょっと疲れた足を休めつつアート作品を見ることができます。桜シーズンなのでケータリングを用意する日もあります。是非ウェブサイトをチェックしてみてください。」

Kimさん自身学生時代はイギリスでファッションの勉強を、帰国後はアクションスポーツの映像制作の広報を担当されたりと、アートだけでなく様々なバックグラウンドをお持ちの方でした。ギャラリーにはイラストレーターの展示が沢山飾ってあり、3月27日からは絵本作家の展示が始まります。展示を見に行き、是非Kimさんともお話ししてみてはいかがでしょうか。


「中目黒 うれしい プリン屋さん マハカラ」

ツアーも折り返し地点。ちょっとここで一息、中目黒のプリン屋さんに立ち寄ります。こだわりの卵から作っているプリンをぜひご賞味あれ。お店の外にあるベンチに座って食べることができます。

「0fr.TOKYO」
目黒川沿いの裏道を一本入ったところにある、「0fr.TOKYO」(オー・エフ・アール トウキョウ)。本屋としても利用できるアンニュイな雰囲気が漂うギャラリーカフェです。オーナーでアーティストのフランクさんにお話を伺いました。

「パリにある姉妹店、0fr.PARISの15周年記念に刊行されたフォトブックを僕がチョイスして貼付けたんだ」とオーナーのフランクさん
「パリにある姉妹店、0fr.PARISの15周年記念に刊行されたフォトブックを僕がチョイスして貼付けたんだ」とオーナーのフランクさん

フランクさん(オーナー)「People love 0fr.TOKYO because its feel like home. People see the sakura and beauty of nature similar with beauty of the Art.」
彼にとってアートは『作る』というよりも『生活そのもの』だそうで、ふらっと立ち寄ってコーヒーを飲みつつ喋って、本を読んで、アートを見に来てほしい、と話していました。また、店内には花や小さな観葉植物が置いてあります。私たちが家に観葉植物を置いたり春に桜を見に行くように、アートも美しいのだと話していました。また5月に開催予定の一周年アニバーサリーでは、ギャラリーの隣にある1920年代に建てられた和室で、フランクさんの作品を展示予定。ここでは常に、作品の展示を行っています。心地良い時間が流れる0fr.TOKYOにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

その後は代官山 蔦屋書店に行くも良し、恵比寿のギャラリーを覗いてみるのも良し。もっと桜を見に明治神宮前もいいですね。みなさんも中目黒で個性的なギャラリーと桜を楽しんでくださいね。

 

[TABインターン] 山口小夏: 幼い頃から踊りを続けている、フランス文学を専攻する大学生。表現すること、何かしらの形にすることが軸にある人たちとの交流の中で、インスパイアされることが多い日々を送っています。

TABインターン

TABインターン

学生からキャリアのある人まで、TABの理念に触発されて多くの人達が参加しています。3名からなるチームを4ヶ月毎に結成、TABの中核といえる膨大なアート情報を相手に日々奮闘中! 業務の傍ら、「課外活動」として各々のプロジェクトにも取り組んでいます。そのほんの一部を、TABlogでも発信していきます。