非日常感を体験できる!「世界最速の美術鑑賞」現美新幹線、ついに4/29運転開始!

【Art Beat News】外装は蜷川実花、石川直樹や荒神明香などアーティスト7名のインテリアデザインも

In Art Beat News Main Article 2 by Art Beat News 2016-03-10

「世界最速の美術鑑賞」を体験できると話題の「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」が、ついに今春の4月29日に運転を開始することがJR東日本から発表された。3月1日から乗車券+オリジナルグッズ付きの旅行商品券が、3月29日から指定席の切符がそれぞれ発売される。

現美新幹線は「新しい東日本エリアを発見・体験」することにこだわった列車で、「日常から解放される」旅を提供することをコンセプトとし、地域の活性化及び観光流動の拡大のためのプロジェクトの一環として企画された旅客車だ。

上越新幹線の臨時列車「とき」号として越後湯沢〜新潟間を結び、新潟への旅の道中に新たな魅力をプラスする。

現美新幹線はアートキュレーションをSCAI THE BATHHOUSE および TRUE Inc.が担当。車体の外装・内装を新進気鋭のアーティストたちが手がけ、移動の車中で現代美術作品を鑑賞できる「走る美術館」だ。

目玉となる車体外装のエクステリアデザインを、写真家・映画監督の蜷川実花が手がける。 夏の夜空を彩る長岡の花火の写真をラッピングした、思わず目を惹く色鮮やかな車体だ。車内のインテリアデザインに、松本尚(絵画)、小牟田悠介(平面)、古武家賢太郎(絵画)、paramodel(絵画・彫刻)、石川直樹(写真)、荒神明香(立体)、ブライアン・アルフレッド(映像)のアーティスト7名を抜擢。 11〜16号車までの車両ごとに各アーティストがそれぞれ内装を担当する。

新潟や旅にインスピレーションを受けた、この場所でしか見られない新作が展示される予定だ。

また、車内には客席のほかキッズスペースやカフェスペースが設けられ、新潟の食材をつかったスペシャルスイーツやこだわりのコーヒーが提供される。6月までは土日祝日を運行し、7月以降は運転ダイヤが決定し次第運行日が発表になる。

非日常である旅への入口に現代アートが組み込まれることによって、その道中からいつもと違った特別な開放感が楽しめるはずだ。また、親子連れの家族や一般の方への現代アートの導入にもなり、作品を身近に感じる効果も望めるだろう。日常と非日常をつなぐ現美新幹線の今後の活躍を期待したい。

■GENBI SHINKANSEN概要
エクステリアデザイン:蜷川実花
インテリアデザイン:松本尚、小牟田悠介、古武家賢太郎、paramodel、石川直樹、荒神明香、ブライアン・アルフレッド
シンボルマークデザイン:ダイアグラム 鈴木直之
スイーツ監修:菓子研究家 いがらしろみ
スイーツ製造:株式会社日本レストランエンタプライズ、十日町すこやかファクトリー
コーヒー監修:ツバメコーヒー 田中辰幸
アートキュレーション:SCAI THE BATHHOUSE および TRUE Inc.
車両インテリアプランニング:株式会社ジェイアール東日本建築設計事務所
総合プロデュース:TRANSIT GENERAL OFFICE INC.    中村貞裕 & 岡田光
http://www.jreast.co.jp/genbi/

Text: Kyo Yoshida

Art Beat News

Art Beat News. Art Beat Newsでは、アート・デザインにまつわる国内外の重要なニュースをお伝えしていきます。Tokyo Art Beatが紹介する数多くのイベント情報以外にも、独自の視点でピックアップします。 ≫ 他の記事

コメント

Instagram

人気記事

TABlogのそれぞれの記事は著者個人の文責によるものであり、その雇用主、Tokyo Art Beat、NPO法人GADAGOの見解、意向を示すものではありません。

All content on this site is © their respective owner(s).
Tokyo Art Beat (2004 - 2017) - About - Contact - Privacy - Terms of Use