今年で最後の試みに。宮島達男のパブリックアート《Counter Void》が2018年も3日間限定で再点灯

3月11日から13日まで「Relight Days 2018」開催。7年目の節目にあたる東日本大震災を振り返る

In Art Beat News Main Article 1 by Art Beat News 2018-02-26

2018年3月11日(日)から13日(火)までの3日間、六本木ヒルズけやき坂前にある宮島達男制作のパブリックアート《Counter Void》(2003年、テレビ朝日所蔵)が再点灯される。NPO法人インビジブル、東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)との共催によるアートプロジェクト「リライトプロジェクト」が開催するイベント「Relight Days 2018」の一環だ。3回目となる今回を最後に「Relight Days」の終了が決定している。

《Counter Void》は、アーティストの宮島達男が「生と死」をテーマに制作した、テレビ朝日社屋の壁面に常設されている高さ5m、全長50mの巨大な光のパブリックアート作品。東日本大震災から2日後の2011年3月13日、震災で被災された方々への哀悼の意を込め消灯され、「Relight Days」期間以外は現在も消灯が続いている当作品を、東日本大震災が発生した3月11日14:46に再点灯する。

今年も昨年の「Relight Days 2017」に引き続き、、東日本大震災にちなんだワークショップ「3.11が■ている」を実施する。鑑賞者が、「■」内に思い浮かべた言葉を書き、ソーシャルメディアに投稿するもの。鑑賞者自身の記憶や体験に向き合うのが狙いだ。

「リライトプロジェクト」とは、人間の「生と死」をテーマに作られた《Counter Void》のコンセプトを引き継ぎながら、鑑賞する一人一人の心に問いと気付きを生み出すシンボルとして消灯中の作品を再点灯させることを目指し、2015年に始動したアートプロジェクト。現在は消灯中の《Counter Void》を毎年3日間限定で再点灯する「Relight Days」の開催と、社会彫刻家を育てる市民大学「Relight Committee」を開校し、未来の生き方や人間のあり方を考えるプラットフォームの形成を目指しプロジェクトを展開している。

■「Relight Days 2018」開催概要
開催期間:2018年3月11日(日)〜3月13日(火)
点灯時間:2018年3月11日(日)14:46~23:59
     3月12日(月)、13日(火)10:00〜23:59
ワークショップ開催時間:2017年3月11日(土)15:00〜20:00
会場:六本木ヒルズけやき坂《Counter Void》(東京都港区六本木6-9-1)
入場料: 無料
主催:東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、NPO法人インビジブル
ウェブサイト:http://relight-project.org/relight_days/

(Text: Natsuki Morooka)

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