「六本木アートナイト2018」の開催テーマと主要アーティスト、メインビジュアルが発表された。2018年のテーマは「街はアートの夢を見る」。金氏徹平、鬼頭健吾、宇治野宗輝の3名が主要アーティストとして発表された。メインビジュアルのモチーフは巨大な鼻ちょうちん。眠る街の上空にカラフルなアートが浮かび上がる様子がポップなトーンで表現されている。
六本木アートナイト実行委員会は、新テーマ「街はアートの夢を見る」について次のように紹介している。
「不夜城のように輝くネオンやヘッドライトの光の中で、街のあちこちに登場するインスタレーションやパフォーマンス。その中心となるのは、歌う塔、動く彫刻、彩りを与える布の滝。多様なアートが物語を描き、驚きと感動を与えてくれます。一夜限りのアートの祭り。六本木の街は、はかなくも美しいアートの夢を見るでしょう」
もはや完全に東京に浸透した感のある「六本木アートナイト」は、生活の中でアートを楽しむという新しいライフスタイルの提案と、大都市東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的に開催する一夜限りのアートの饗宴。2009年に第1回目を開催し、それ以降、東京を代表するアートの祭典として成長を続けてきた。
今年の開催プログラムはこれから順次発表されていくとのこと。今後のニュースに注目しておきたい。
■開催概要
日時:2018年5月26日(土)10:00 ~ 5月27日(日)18:00
開催場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース
入場料:無料(但し、一部のプログラム及び美術館企画は有料)
ウェブサイト:http://www.roppongiartnight.com/
(Text: 玉田光史郎 Koushiro Tamada)