レビュー

DIVVY/dual プロジェクト #1 「TYPE – TRACE」

橋本 誠 2006-09-21

このテキストは、TABを運営するGadago,NPO主催の展覧会<DIVVY/dual project>の会場で展示中の「Type Trace」を使って入力したものです。

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Geisai #10

村上 千博 2006-09-19

今回で10回目となるGEISAIに足を運んだのははじめてのことである。会場はさまざまなスタイルで自身の作品を発表しているアーティストたちと、それを楽しむ人たちでいっぱいだった。

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「magical art life - あるコレクターの世界」展

橋本 誠 2006-09-18

業界では著名なコレクターの方が保有する、現代美術コレクションを集めた展覧会。まずはその展示数に圧倒される。ドローイング、ペインティングなどの平面、マルチプルなど立体作品が種類別に分けられて、展示室の壁を埋め尽くしている。

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POLA 新鋭展 2006「饒舌な寡黙・寡黙な饒舌」

橋本 誠 2006-09-10

3回目を迎えるポーラの新鋭展。毎日新聞社の石川健次の推薦により、流麻二果と仙谷朋子の2人展が行われている。

流の作品は「横坐り」「昼寝」といったタイトルから推察できるように人の仕草などを描いたものであるが、その形は曖昧にぼやかされ、色は様々に置きかえられ随分と抽象化されている。

仙谷の作品は糸などを編むことで形づくられた「抜け殻」のようなものである。かつてそこに納まっていたかもしれない生物/物体については想像をめぐらせるしかない。

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「八木良太展」 第1弾展「sideA:timer」

加賀美 令 2006-08-29

京都在住のアーティスト、八木良太(1980年生)の初個展が、高円寺の「無人島プロダクション」で始まった。
「静かに」「手を触れず」に鑑賞する美術館とは違い、直接手を触れ、音を聴き、目で確かめる展覧会だ。

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カトウチカ 「水をハコブ」

橋本 誠 2006-08-26

BankART Studio NYKのスタジオで公開中のカトウチカ 「水をハコブ」。期間中にも手が加えられつつある展示も、フィニッシュに向かって随分と姿を明らかにしてきた。

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企画展「ばらばらになった身体 Body in Pieces」

加賀美 令 2006-08-12

国立近代美術館2階のギャラリー4で、コレクションによる企画展「ばらばらになった身体 Body in Pieces」が開催されている。

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ライフ展

橋本 誠 2006-08-10

「ライフ」すなわち生きること。分かりやすいテーマのもとに、分かりやすい作品が並んでいるが、なかなか奥の深い展覧会である。

作品の作り手は必ずしもいわゆる「現代アーティスト」ではない。身体的にハンディキャップを持った表現者や、マンガ家である岡崎京子、HIV予防運動にとりくむアクティビストの作品などが同列に並ぶ。

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混沌から踊り出る星たち 2006

橋本 誠 2006-08-04

今年で6回目/6年目を迎える京都造形芸術大学の<混沌から踊り出る星たち>展はユニークな試みだ。卒業制作展の「選抜展」の位置づけだと考えても良いだろうが、大学の卒業生で現在活躍するアーティストも招待し、ひとつの展覧会として企画されている。

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新世代への視点’06 「塩津淳司」

橋本 誠 2006-07-31

塩津淳司は、人工的な素材を用いてランドスケープをつくり出す。昨年ギャラリィKで見たインスタレーションは、壁面に貼りこまれた透明な中空パネルに赤・青・黄色の細いテープを用いて、増殖し続ける建築物で溢れた近代(あるいは未来?)の都市を描き、その空間の内部に吊りこまれフィルタの役割もこなすパネルを通して見ると、そのランドスケープが変容するというものだった。

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藤芳あい 「Swimming Pool」

橋本 誠 2006-07-27

私たちが日ごろ見ている「もの」は、その「もの自体」ではなく、あくまでそのものに反射した光に他ならない。網膜でこれを知覚し、認識しているのだ。液体の場合、すでにその存在そのものが形を留めるものではないので、事態は複雑を極める。

藤芳あいの新作「Swimming Pool」は、無色透明の水が清潔なプールに満たされ、鮮やかな青色を放っているその最も美しい(と思われる)状態をそのままかたちに留めている彫刻作品だ。しかし、その一角は大胆にえぐり取られている。

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nextmaruni 12 chairs @ MUSEUM

村上 千博 2006-07-27

ひとつひとつ違ったデザインの椅子が、オープンスペースとガラス張りの空間に並ぶ。同じ空間に存在しているのにそういえば違和感がない。

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ロビン・ロード展

岡田 潤子 2006-07-23

この展覧会は、日本で初めて開催されるロビン・ロードの個展である。2005年のベネチア・ビエンナーレで注目を集めた彼の作品《New Kids on the Bike》(2002)は、一種のアニメーションだと言っていいだろう。

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Alternative Rooms

橋本 誠 2006-07-15

先週、art & river bankで開催されたラウンド・テーブル「alternative rooms」にコア・コメンテーターという立場で参加してきましたので、主観的に偏った内容になってしまうことをお断りしつつ、簡単にレポートを書いておきたいと思います。

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インゴ・マウラー 「光の魔術師」

橋本 誠 2006-07-14

美術館という広い空間の各所にインスタレーションされた多彩な照明システムと、それらが生み出す美しい照明空間の数々に目を見張った。

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イザベル・ユペール展 Woman of Many Faces

松原 慈 2006-07-04

タイトルと内容を初めて目にしたときは、軽い冗談のように感じた。「フランスの女優イザベル・ユペールだけを被写体に、72人の写真家が撮影したポートレイトを集めた展覧会」と言われても、ちっともピンと来なかった。

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君島彩子 「つゆあけ」

橋本 誠 2006-07-02

私が初めて見た君島彩子の作品は、縦9mもの用紙に水墨で人の顔がびっしりと描きこまれた大作だった。今回展示されているのは、ギャラリーの壁面をぐるりと取り囲む横に長い作品。言わば「絵巻物」である。

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徳冨満 「plus, minus, infinity」

橋本 誠 2006-06-27

展示室の中央には、二層がそれぞれグラデーション状に彩色されたプラスチック性の大きなメビウスの輪があり、それを取り囲むようにして置かれた10個の低い展示台の上には、脱ぎ捨てられた黒い靴下がひと組づつ置かれている。この印象的な配置は、キュレーターの東谷隆司により決定されたものだ。作家は2001年に逝った徳冨満である。

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キュレーターズ・チョイス展

橋本 誠 2006-06-25

美術館における展覧会というものは、必ず何らかのかたちで「企画」されたものである。いわゆる企画展はもちろん、常設展でさえ、あるテーマやストーリー、カテゴリ分けなどが設定され、それらに基づいて作品が「選ばれる」。

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西野達 展

橋本 誠 2006-06-20

銀座のメゾン・エルメスの屋上に何があるかご存知だろうか?今その答えを目で確かめるには、8階フォーラムより係員の誘導に従い、屋上から仮説の足場を登って作家・西野達により設置された青色の小屋の中に入らなければいけない。

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スーパーノーマル展

加賀美 令 2006-06-15

深澤直人氏とジャスパー・モリソン氏のキュレーションによるデザインの展覧会『スーパーノーマル展』が、25周年を迎えた六本木のAXISで開催されている。

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カルティエ現代美術財団コレクション展

調 文明 2006-06-12

「巨大さ」、これは現代アートの一大特徴と言えるかもしれない。それは、ロイ・リキテンシュタインの漫画のカットアップや、ジェフ・ウォールの写真など、ジャンルを問わずに普及してきた流れを見ても分かる。しかし、今回の展覧会の作品を詳細に見ていくと、その「巨大さ」という特徴にも各々ばらつきがあるように感じられる。

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束芋 展「ヨロヨロン」

橋本 誠 2006-06-05

タイトルがいい。世間一般の「世論」と、それに惑わされる束芋本人が自虐的に認識する「ヨロヨロ」とした意識をかけて「ヨロヨロン」。柔らかい色使いで描かれた風景の中に、現代社会が抱える闇をブラックに表現する彼女の作品にぴったりである。

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毛利武士郎 ・村岡三郎・草間彌生・河原温 「持続/切断」

岡田 潤子 2006-06-04

この展覧会は、毛利武士郎、村岡三郎、草間彌生、河原温の4人の作家の50年代の作品と80〜90年代の作品とを同時に見せるという展覧会である。

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アフリカ・リミックス:多様化するアフリカの現代美術

松原 慈 2006-05-28

1年以上前、ロンドンのヘイワードギャラリーで開催されていた、アフリカ・リミックス展が、東京へ巡回してきた。昨年のロンドンでは、関連の音楽イベントも多数企画されて、ロンドン中がアフリカの年だった。

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螢の羽音 清水晃展

村上 千博 2006-05-19

目に鮮やかな色色色。しかしよくみればそれはナイロンにどぎつく着色された造花の束や、プラスチックの石けん箱の底。壁からぶらさがるのは使い古していてもまだどぎつく色を主張する釣りの浮きや、さびきった糸切り鋏である。

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北欧のスタイリッシュ・デザイン フィンランドのアラビア釜展

村上 千博 2006-05-07

アラビアという名前に中近東を想像する人も、フィンランドとスエーデンの位置がごっちゃになっている人も、カイ・フランクという名前を聞いたことがない人も、近年注目を集めている「北欧デザイン」と世界的有名キャラクター「ムーミン」とくればこれは見に行かなきゃ!と、多くのデザインファンがこのレビューを読むまでもなくすでにフィンランドが誇るアラビア釜の造形を楽しんでいることでしょう。

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カルティエ現代美術財団コレクション展

橋本 誠 2006-05-07

カルティエのコレクションは徹底している。1984年の設立以来、同時代の美術だけを対象にしてきたという。しかもその多くはコミッションワーク(注文制作)。形だけのメセナ活動ではなく、積極的に創作に関わってきたのだ。

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「都市に生きるアール・デコ」

橋本 誠 2006-04-27

アール・デコは、1920~30年代の機械化、量産化の流れに乗りながら世界に伝播したデザイン様式で、直線と円弧を組み合わせた幾何学的な形態が特徴である。「都市に生きるアール・デコ」展は、ハウス オブ シセイドウと資生堂ギャラリーの2会場で展開し、アール・デコの特長が最も顕著に表れる建築物やインテリアに着目している展覧会だ。

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田中七星 Drawing Exhibition

村上 千博 2006-04-25

昨年ロンドンのロイヤルカレッジオブアートを卒業した田中七星の帰国後初の個展が銀座Space Kobo & Tomoで開催中である。展示作品はロイヤルカレッジ時代のドローイングとスケッチブック、今回東京で新たに書き下ろしたドローイングとで構成されている。

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