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	<title>TABlog JA</title>
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	<description>アート・デザインのバイリンガルガイド</description>
	<pubDate>Fri, 28 Nov 2008 06:37:35 +0000</pubDate>
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	<language>en</language>
			<item>
		<title>ダブル・クロノス展</title>
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		<pubDate>Thu, 27 Nov 2008 09:02:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Rei Kagami</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[Main Article 1]]></category>

		<category><![CDATA[レビュー]]></category>

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		<description><![CDATA[非日常へといざなわれる体験]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/dc2.jpg" width="518" class="imgcaption" alt="大西麻貴、百田有希「都市の中のケモノ、屋根、山脈」"><br />
多摩美術大学の長谷川祐子ゼミが2006年より実施してきた、都市の中で展覧会をつくるというキュレーションの試み。３回目の今年は、白金台にある瑞聖寺を会場としての展示が行われている。参加アーティストは５組６人。学生たちで候補を出し合ってプレゼンテーションを行い、全員一致で選出したという。</p>
<p>寺院の空間は、一歩踏み入れると外の世界としばし遮断され、時間の流れが止まるか、あるいはゆっくりと感じられる場所でもあると思う。といっても、実際に作品が設置されているのは寺院の建物の中ではなく、寺院に続く小道と、車通りの多い目黒通り沿いの展示スペースであり、いわば、俗界と聖域をつなぐ入り口としての意味合いをもった展示となっている。</p>
<p>寺院前の展示スペースでは、高木正勝の「NIHITI」が大画面で上映されている。細胞の感覚に従って制作されたというこの作品を観ていると、宇宙の大きな時間のうねりの中で、人間の生と死も含めた時間が超高速で流れ去り、吸い込まれていくという感覚に襲われる。そして、スクリーン前に広がる水木塁の水がもう一つのスクリーンとなり、ひやりとした水面に高木の映像を映し出す。時折波打ち、うごめく水面は、水という物質自体の生命感を際立たせ、高木の映像と呼応して宇宙の波動を感じさせる。思わず自分の生きている時間軸を一瞬見失い、まるで四次元空間を疑似体験したかのような感覚とでもいおうか。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/dc1.jpg" width="257" class="imgcaption floatl" alt="">目黒通り沿いのガラス張りのギャラリーでは、東恩納裕一の明るい蛍光灯のシャンデリアの煌煌とした光が、床一面に広がる大巻伸嗣の極彩色の花に生命感を与えている。それぞれ単体で観た時の強さを維持しながらもまた異なる一面が新しく、印象的。</p>
<p>そしてその隣には、大西麻貴と百田有希による「都市の中のケモノ、屋根、山脈」と題された”建築”が佇む。整然と配置された木の葉で覆われた外壁からは、夕暮れの露でしっとりと濡れた葉の匂いが漂い、中から漏れ出る光と中にいる人の声が暖かく、まるで前からずっとそこに存在したかのように、息づいている。</p>
<p>すべての展示に共通して感じられたのは「生命感」と「時空を超越した感覚」だった（これはあくまで個人的な感想であって、特にこのテーマに沿って選ばれたわけではないわけだが）。俗界と聖域の境目という空間にあってからか、組み合わせによってそれぞれの作品が本来内包している要素が際立たされて感じられたのか、ある特定の場所における展示キュレーションの試みとして、おもしろい試みだったと思う。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>TABがScope Art Fairマイアミに出展！</title>
		<link>http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/11/tab_at_scope_miami.html</link>
		<comments>http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/11/tab_at_scope_miami.html#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 27 Nov 2008 08:55:38 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Kosuke Fujitaka</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[Spotlight TAB]]></category>

		<category><![CDATA[TAB News]]></category>

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		<description><![CDATA[TAB / NYAB はマイアミにて12月3日から12月7日まで開催されるScope Art Fair マイアミにメディアパートナーとして出展いたします。メディアブースまで是非遊びに来てください。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/cinemascope.jpg" alt="Photo courtesy of James Painter Belvin" /></p>
<p>東京アートビート／NYアートビートは、ニューヨークのマイアミにて12月3日から12月7日まで開催される<a href="http://www.scope-art.com/Index.php/miami/">Scope Art Fair Miami</a>にメディアパートナーとして出展いたします。当アートフェアーにお越しの方は、TAB/NYABメディアブースまで是非遊びに来てください。</p>
<p>若手コンテンポラリーアートを紹介するScope Miamiが7年目をむかえて今年もマイアミに戻ってきます。去年より広くなった5000平方メートル以上の会場に世界22カ国より88のギャラリーが出展いたします。SCOPEの新しい会場はマイアミのウィンウッドアート地区の中心に位置し、マイアミのトップギャラリーや、Rubell Family Collectionや、Margulies Collectionにも近く便利です。 Basel Miami、NADA、Pulse、Aquaなどのアートフェアーも同時期に開催され、日本からも多くのコンテンポラリーアートギャラリーが出展予定です。ちなみにScope Miamiには、日本からはARATANIURANO、Gallery Terra Tokyo、hpgrp Gallery Tokyo、Tokyo Gallery + BTAP、Yuka Sasahara Galleryが出展します。</p>
<p>フェア期間中はブースにNYアートビート／東京アートビートのメンバーがいますので、是非お声がけください。</p>
<p><strong>フェアスケジュール</strong></p>
<p>    * 12月3日（水）VIP、プレス向けファーストビュー   10 a.m. to 6 p.m.<br />
    * 12月4日（木）                                       　　　10 a.m. to 7 p.m.<br />
    * 12月5日（金）                                       　　　10 a.m. to 7 p.m.<br />
    * 12月6日（土）                                       　　　10 a.m. to 7 p.m.<br />
    * 12月7日（日）                                       　　　10 a.m. to 6 p.m.</p>
<p><strong>入場料</strong></p>
<p>    * ファーストビュー $100 (VIPカード保持者無料）<br />
    * 一般 $15　(VIPカード保持者無料）<br />
    * 学生 $10</p>
<p><a href="http://www.scope-art.com/Index.php/miami/">Scope Art Fair Miami</a><br />
スケジュール: 2008年11月07日 ～ 2008年11月10日<br />
住所: 2951 NE 1st Avenue, Miami, FL 33127<br />
電話: +1-212-268-1522</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>TWS青山：OPEN HOUSE 2008-05</title>
		<link>http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/11/openhouse-200805.html</link>
		<comments>http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/11/openhouse-200805.html#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 22 Nov 2008 15:08:41 +0000</pubDate>
		<dc:creator>yumisong</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[フォトレポート]]></category>

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		<description><![CDATA[都市の真ん中で制作＆生活する、クリエーター・イン・レジデンス]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/openstudio001.jpg" alt="" title="宮永愛子　≪HAPTIC-触覚≫参加" width="518" class="imgcaption" /></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/openstudio002.jpg" alt="" title="エリカ・ヴェルズッティ　≪HAPTIC-触覚≫参加" width="518" class="imgcaption" /></p>
<p>トーキョーワンダーサイト青山が主催する「クリエーター・イン・レジデンス」のオープンハウスは今回で5回目です。青山ブックセンターの手前にある国連大学の裏手の4階が住居、3階がスタジオという都市のど真ん中に立地するめずらしいレジデンスです。まずは、11月22日からトーキョーワンダーサイト本郷で開催する「HAPTIC-触覚」に出品予定の作家さんのスタジオから周りました！会場でも同じスペースを共有する作家同士が同じスタジオで制作しているそうです。</p>
<p>ナフタリンの繊細な作品が有名な宮永愛子は、制作に取り掛かるまでの構想する時間が長く、エリカ・ヴェルズッティはまず形や色などを手で確かめながらどんどん制作を進めるという対極したスタイル。どんな風にあのナフタリンの作品ができるのかとても不思議なので、きっと企業秘密なんだろうと思っていましたが、「写真にとってもいいですよ。秘密にしていることはないですよ。ここが作品の表面の後ろ側で…」と、にこやかに対応していただきました。</p>
<p>東京都現代美術館「ネオ・トロピカリア：ブラジルの創造力」にも現在出品し、来年1月からはミサコ＆ローゼンでの個展も決まっているエリカ・ヴェルズッティは、柄の湾曲した刷毛や、毛足が短く揃っている筆を日本で初めてみたそうで、いろんなモノの形がブラジルとは違うと言っていました。日々わきあがる自分の物語たちを作品にしているそうです。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/openstudio003.jpg" alt="" title="窪田美樹　≪HAPTIC-触覚≫参加" width="518" class="imgcaption" /></p>
<p>家具の凹凸をパテ埋めして「かげとり」作品を制作する窪田美樹は今回は1人のスタジオ。パテが織り成す色が絵画のようにも見えますが、特に色に対してのこだわりはなく、制作しながら決めていくとのこと。作品を触らせていただきましたが、見た目よりもつるっとした肌触りは、3種類のやすりを使って出しているそうです。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/openstudio004.jpg" alt="" title="レダ・カトゥンダ　≪HAPTIC-触覚≫参加" width="518" class="imgcaption" /></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/openstudio005.jpg" alt="" title="長井朋子　≪HAPTIC-触覚≫参加" width="518" class="imgcaption" /></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/openstudio006.jpg" alt="" title="エフライン・アルメイダ　≪HAPTIC-触覚≫参加" width="518" class="imgcaption" /></p>
<p>私は喋る機会がありませんでしたが、布やコラージュを使った「柔らかさの詩学」をテーマに制作しているレダ・カトゥンダは、笑顔で丁寧にスタジオ訪問に来た人々に作品説明をしてくれていました。</p>
<p>1982年生まれと今回のスタジオの中で最年少の長井朋子は、オープンスタジオ中は他のスタジオを周ったりと色んな場所にいました。本人も作品も淡さが漂う雰囲気があります。今回のレジデンスはみんなが積極的に話しかけたり、個別のキッチンがあるにも関わらず共有スペースで食事をしたりと、とても仲良しだそうです。</p>
<p>エフライン・アルメイダは日本の刺青に興味があり、刺青で描かれる「蛾」を今回のモチーフに選んだようです。木彫の作家なので、木彫に変化した和風の蛾は、羽の模様が木目になっていて繊細だけれど可愛らしかったです。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/openstudio007.jpg" alt="" title="パトリック・ソダースタム" width="518" class="imgcaption" /></p>
<p>スウェーデンの作家、パトリック・ソダースタムはオシャレでした。アーティストというよりファッションデザイナーの雰囲気があり、スタジオでも洋服のパターンを制作していました。資料をみると、肩書きにグラフィックデザイナー・コスチュームデザイナー・写真家と書いてありました。納得。現在はファッション界は離れているそうですが、白いカラーコンタクトレンズを付けて壁の隅に立つパフォーマンスを行うために、白い服を制作していました。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/openstudio008.jpg" alt="" title="トミスラヴ・ブンタック" width="518" class="imgcaption" /></p>
<p>トミスラヴ・ブンタックのスタジオは暗く、誰もいない部屋にビデオだけが流れていました。ビデオは作品のようです。なぜビデオだけなのかの注釈はどこにもなく、スタッフにも聞きそびれてしまったので不明でした。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/openstudio009.jpg" alt="" title="マルクス・アムバッハ　≪アートの課題 What game shall we play today?≫参加" width="518" class="imgcaption" /></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/openstudio010.jpg" alt="" title="サラ・ドラタバディ　≪アートの課題 What game shall we play today?≫参加" width="518" class="imgcaption" /></p>
<p>11月16日までトーキョーワンダーサイト渋谷で開催されていた「アートの課題 What game shall we play today?」のスタジオには、マルクス・アムバッハとサラ・ドラタバディが居ました。マルクス・アムバッハは話込んでいたので、お話できませんでした。残念。サラはイランの作家で、日本の代々木公園でみたブルーシートに住むホームレスが印象的だったので、作品のモチーフにしたそうです。イランでは個人のホームレスは少なく、家族や友人などの集団で安い地域の部屋を借りるのが一般的だそうです。</p>
<p>オープンスタジオは作家と直接お話ができるし、作品の制作過程も見られる良い機会です。蛍光灯や天井の低さ、壁の質感などがオフィスを改造した名残をとどめているのも面白かったです。また窓から見える隣のオフィスの光景も（熱心に働く画一的なスーツを着た人々は日本の普通の光景ですが、アート関係者や外国人には）めずらしく、都心にあるレジデンスだと再認識させられました。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>「ネオ・トロピカリアーブラジルの創造力」展</title>
		<link>http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/11/toropicalia.html</link>
		<comments>http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/11/toropicalia.html#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 12 Nov 2008 05:59:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>yumisong</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[Main Article 3]]></category>

		<category><![CDATA[レビュー]]></category>

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		<description><![CDATA[力強い色彩と身体性が混ざり合う展覧会]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/toropicalia_view.jpg" alt="内覧会には多くの作家が来日し、作品説明をした" width="518" class="imgcaption" /></p>
<p>経済成長が著しい国々を総称した「BRICs」と言う単語を、最近はよく耳にします。BRICsのBは、広大な国土と豊富な資源、世界の肺とよばれるアマゾンの熱帯雨林を持つブラジルのこと。日本の裏側でありながらも、沢山の移民が日本から移住したので、日本とブラジルの文化関係は100年にもなり、日本にも最近は多くのブラジル系の移民が住んでいます。</p>
<p>そんなブラジルをキーワードにした展覧会、「ネオ・トロピカリア：ブラジルの創造力」が東京都現代美術館で開催されています。日本でブラジル文化といえば、アートよりも音楽の方が親しみがあると思います。ラテン音楽といえばこれ！とみんながすぐに思いつき、踊りたくなってしまうサンバを始め、ボサノヴァ、ショーロなどブラジル音楽には様々なジャンルがあり、日本でも馴染み深い楽曲が沢山あります。ブラジル音楽は、聴くというよりは踊る音楽が多いのも特徴です。</p>
<p>今回の展覧会でも音楽は切っても切り離せないものになっています。本展の内覧会でもボサノヴァのライブやカポエラのショーなどがあり、リズムや身体性が色濃く出ていました。もちろん作品群の中にも音楽を聴く体験型のものがありました。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/toropicalia_helio.jpg" alt="エリオ・オイチシカ（Helio Oiticica）" width="518" class="imgcaption" /></p>
<p>エリオ・オイチシカ（Helio Oiticica）は「パランゴレー（Parangole）」と呼ばれる作品で、マントのような衣服が数点、ヘッドフォンと一緒に壁にかかっています。その衣服を観客は身にまといながら、セットになっているヘッドフォンで、それぞれの衣服に似合うブラジル音楽が楽しむという仕掛けです。</p>
<p>今回の展覧会のタイトルに使われている「トロピカリア」という言葉は、軍事政権下の60年代末にあった芸術運動、ブラジル・トロピカリア・ムーブメントからきているようです。世界中に浸透しつつあるアメリカ文化を拒否し「純粋」なブラジル文化を守ろうという保守派と、移民が多くもともと「純粋」であったためしがない、アメリカ文化さえも取り込んで自分たちのものにしてしまうのがブラジル文化だ！という改革派が現れ、それがアートを超え、音楽、文学、映画、ファッションと様々なジャンルで激しいムーブメントとしてブラジル中に巻き起こりました。</p>
<p>そのムーブメントの元といえるのが先述したエリオ・オイチシカで、リオデジャネイロ近代美術館で発表したインスタレーションのタイトルが「トロピカリア」。若者たちに影響を与えた「優しい野蛮人」と自分たちを名乗るカエターノ・ヴェローゾも同名の曲やアルバムを発表しています。作品の衣装を身に付けて音楽を楽しみながらも、さすがに踊りだす人はみかけなかったシャイな日本の内覧会でしたが（私の見てないところで、踊り狂っていた人がいるかもしれませんが(笑)）、色とりどりの衣装を身に付けつつラテン音楽を独り占めするのは、楽しい気分でした。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/toropicalia_avaf.jpg" alt="アシューム・ヴィヴィッド・アストロ・フォーカス（avaf）" width="257" height="171" class="imgcaption floatl" /><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/toropicalia_pape1.jpg" alt="リジア ・パペ（Lygia Pape）" width="257" height="171" class="imgcaption floatl" /><br class="clearb" /></p>
<p>その他にも、アシューム・ヴィヴィッド・アストロ・フォーカス（avaf）の作品は、ヘッドフォンで無線配信されているブラジル音楽を、ビビッドな色彩の空間の中で捜しながら楽しむというものです。早く動くと音楽が途切れてしまうし、立っている場所で違う音楽に変わってしまうので、ヘッドフォンをしながら極彩色の空間をおぼろげにさまよう姿は、なんだかこっけいです。</p>
<p>色彩が豊かで、ストリート性が強い「ブラジル」らしい作品が多い本展ですが、ブラジルを代表するネオ・コンクレティスム（新具体主義）のリジア ・パペ（Lygia Pape）の作品は真っ暗な空間に金の糸を緊張感をもって張り巡らしています。没古作家なので、インスタレーションは彼の親族（作家との関係は忘れてしまったけど、とても可愛らしい女性とその父親でした。）が行ったそうです。とても美しく繊細で、ブラジルの違う一面を見せられたようではっとさせられます。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/toropicalia_isabela.jpg" alt="イザベラ カペト（isabela capeto）" width="518"  class="imgcaption" /></p>
<p>ファッションデザイナーのイザベラ カペト（isabela capeto）の可愛らしいテキスタイル。その手前にある観覧車やメリーゴーランドは、作品のつもりではなく、ただ作って楽しんでいたものを、チーフキュレイターの長谷川祐子さんが彼女のアトリエに訪問した際に発見し、とても気に入って出展を頼んだそうです。とてもキュートな作品です。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/toropicalia_neto.jpg" alt="エルネスト・ネト(Ernesto Neto)≪ヴァイアサン・トト≫"  width="528" class="imgcaption" /> </p>
<p>巨大な作品リヴァイアサン・トトの一部を吹き抜け部分に展示しているエルネスト・ネト(Ernesto Neto)や、まだまだ紹介したい作品は沢山ありますが、全体としては、建築・ファッション・アートというジャンルから27組の作家が出品することになった、大規模な展覧会です。そこには楽しくなるような、作品から笑い声が聞こえそうな力強い作品たちであふれています。秋も深まり冬に向けて寒くなってきた日本ですが、あつい国に思いをはせながら、本展を楽しんでみてはいかがでしょう？</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>三嶋りつ惠 「百年後 - 未完の考古学」</title>
		<link>http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/11/100yearslate.html</link>
		<comments>http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/11/100yearslate.html#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 10 Nov 2008 13:46:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Motoko Shima</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[Main Article 2]]></category>

		<category><![CDATA[レビュー]]></category>

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		<description><![CDATA[シンプルさに込められた思い]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/ritsue-mishima-22.jpg" alt="《ALFA》, 《SPIN》" width="518" class="alignnone size-full wp-image-1515imgcaption" />ギャラリーの無機質な空間に整然と並べられた大小４つのガラスケース。その中に静かに佇む無色透明なガラスの作品たち。余計な物が足されていない、シンプルなインスタレーション。下から白い蛍光灯の光に照らされ、美しく、そして艶かしく浮かび上がる。冷たい光とケースに包まれ、守られている作品に、最初は何か近寄り難い雰囲気を感じた。それは、勝手に触れることを許されない高級ジュエリーを、ショーケース越しに見るときの感覚や微妙な距離感に似ていたかもしれない。しかし、思い切って一歩踏み出し作品に近づいてみると、まるで磁石に引き寄せられるように、否応無しにそれらと向き合うことになる。</p>
<p>暗い深海に潜む生物、また、地底から掘り起こされた鉱物や、宇宙を横切る隕石をも彷彿とさせる、様々な形状をしたガラス作品。約30〜70cmと、サイズはそこまで大きくないのだが、それよりずっと大きく感じるのは、そのずっしりとした存在感と光の効果ゆえであろうか。ひとつひとつの作品をじっくりと見据えていくうちに、それまで自分と作品との間にあったひんやりとした空気が、一変して何ともいえない暖かさ、そして力強い、母性のようなエネルギーへと変化していく。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/ritsue-mishima-4.jpg" alt="《MEDUSA》, 《CELLULA》" width="518" class="alignnone size-full wp-image-1516imgcaption" />本展のタイトル『百年後 - 未完の考古学』にも示されているように、三嶋は古代の作品が展示されている博物館をイメージしたのだという。博物館のショーケースに陳列されている作品群。見る者は、それらと真正面から対峙する機会を与えられると同時に、それらが制作された遠い時代、そこから自分の生きている現代までの長い歴史に思いを馳せることになる。そんな、博物館において見る者と作品との間に生まれる関係性が、ギャラリー内に見事に再現されている。では、今回三嶋はなぜこのような効果を狙ったのだろうか。そして、博物館では普通感じることのない、あの暖かい空気感はどこから来たのだろう。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/11/ritsue-mishima-5.jpg" alt="展示風景" title="" width="257" class="alignnone size-full wp-image-1517imgcaption floatr" />三嶋は、イタリア、ムラーノ島のガラス職人と共に、10年以上に渉って作品を生み出してきた作家である。本展の開催場所であるShugoArtsとのインタビューで三嶋が明かしたテーマは、「自分もいなくなってしまった100年後、作品だけが生を持ち、存在している風景を見てみたい」というものだ。100年という長い年月が過ぎた後に、未来の博物館に展示されているであろう自身の作品と向かい合ってみたい。そんな思いが、今回のシンプル且つ独特なインスタレーションを生んだのだろう。三嶋はまた、経営難に陥っているムラーノ・ガラス工房の現状についても語っている。遥か昔から受け継がれてきた伝統。お互い切磋琢磨しながら教え合い、磨き上げてきた技術。そして、職人同士の絆やコミュニティ。そうした、かけがえのない物への愛情と、それらがこの先もずっと受け継がれていってほしいという三嶋の強い願いが、展示作品ひとつひとつに込められているように思う。そして、そうした感情がしっかりと刻まれているからこその、あの暖かさ、力強さだったのではないか。</p>
<p>鮮やかな色彩や装飾的造形に頼ることなく、透明なガラス、そしてシンプルなフォルムで勝負する三嶋。シンプルであるからこそ、作品に込めた彼女の思いがダイレクトに伝わってくる。100年後、そして更にその先の未来、三嶋の作品はどこに存在しているのだろう。三嶋の願いどおり、博物館の陳列棚に展示されているかもしれない。今と変わらぬ、どこまでも透明な輝きを放ち、時代を超えて、見る者の心をしっかりと捉え続けていることだろう。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>関根伸夫 「位相 - 大地」の再制作</title>
		<link>http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/11/nobuo-sekine-phase-mother-earth-reborn.html</link>
		<comments>http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/11/nobuo-sekine-phase-mother-earth-reborn.html#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 03 Nov 2008 06:13:45 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Ashley Rawlings</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[Main Article 3]]></category>

		<category><![CDATA[フォトレポート]]></category>

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		<description><![CDATA[40年の時を経て甦る伝説の作品]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/11/phase1968.jpg" alt="関根伸夫 「位相 - 大地」(1968)" width="257" height="256" class="imgcaption floatr" />1968年10月に、神戸の須磨離宮公園で、関根伸夫が「位相 - 大地」を制作しました。深さ2.7メー トル、直径2.2メートルに掘られた穴と、全く同じ高さ、直径に固めて作られた土の円柱で作られている「位相 - 大地」は、「もの派」というアーティストグループの初期の作品に対する大きな分岐点となり、日本戦後美術史の象徴的な作品として認められています。もの派についてより知りたい方は、<a href="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2007/09/an-introduction-to-mono-ha.html">こちらの特集記事をどうぞ</a>。</p>
<p>40年ぶりに、「位相 - 大地」の再制作が、「<a href="http://www.tamagawa-art-line.jp/">多摩アートラインプロジェクト</a>」において行われました。本展では様々な作家による作品が11月1日から9日まで多摩川駅前の田園調布せせらぎ公園など、東急多摩川線沿線に設置されています。</p>
<p>1968年には、その当時に20代の関根ともの派の何人かのアーティストと一緒に手掘りで作品を制作しましたが、今回は建設会社の応援で再制作されることになりました。1968年の「位相 - 大地」の制作を記録した写真が少ないので、今回TABは2008年のこの伝説的な作品の再制作の様々な段階を記録するフォトリポートを提供します。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/11/sekine_day1_1.jpg" alt="10月27日（月）　地面に描かれた白い円形から始まります" title="Photo: Yoko Sekine" width="518" height="345" class="imgcaption" /></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/11/sekine_day1_2.jpg" alt="掘削が開始。1968年の作品のように、円柱の部分が崩れないように掘削された土にセメントパウダーが混ぜられます" title="Photo: Yoko Sekine" width="518" height="345" class="imgcaption" /></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/11/sekine_day2_1.jpg" alt="10月28日（火）　月曜日に掘削された土は円形の型枠に落とされています。1968年の縄で絞められた木造の型枠とは違い、今回の型枠は金属製のものだし、偶然に円周が1968年の型枠と同じです" title="Photo: Yoko Sekine" width="518" height="345" class="imgcaption" /></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/11/sekine_day2_2.jpg" alt="円形の穴が崩れないように、スムーズの面が外向きの型枠が地中に入れられ、建設会社の土工が周りの地面を締め固めます" title="Photo: Yoko Sekine" width="518" height="345" class="imgcaption" /></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/11/sekine_day3_1.jpg" alt="10月29日（水）　型枠を見るだけで、これからの「位相 - 大地」の規模が分かるでしょう" title="Photo: AR" width="518" height="347" class="imgcaption" /></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/11/sekine_day3_5.jpg" alt="円柱の上面を完成させている土工" title="Photo: AR" width="518" height="347" class="imgcaption" /></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/11/sekine_day3_7.jpg" alt="穴の周りの地面の圧縮が完成..." title="Photo: AR" width="518" height="347" class="imgcaption" /></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/11/sekine_day3_10.jpg" alt="... 中の土が堅くなるまで、２日間放置される円柱" title="Photo: AR" width="518" height="347" class="imgcaption" /></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/11/sekine_day4_3.jpg" alt="10月30日（木）　穴の型枠の解体が開始" title="Photo: AR" width="245" height="366" class="imgcaption floatl" /><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/11/sekine_day4_4.jpg" alt="一部が取り除かれたら、「位相 - 大地」の現状がちょっと見えてくる" title="Photo: AR" width="245" height="366" class="imgcaption floatl" /><br class="clearb"></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/11/sekine_day4_10.jpg" alt="最後の一部が出てきたら..." title="Photo: AR" width="518" height="347" class="imgcaption" /></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/11/sekine_day4_11.jpg" alt="作品の半分が完成です" title="Photo: AR" width="245" height="361" class="imgcaption floatl" /><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/11/sekine_day4_12.jpg" alt="見えてきた地面の芝生と地中の質のコントラスト" title="Photo: AR" width="245" height="366" class="imgcaption floatl" /><br class="clearb"></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/11/sekine_day5_1.jpg" alt="10月31日（金）　朝9時に円柱の型枠の解体が開始。<br />
30年以上撮影してきた有名な写真家である安齊重男が2008年の「位相 - 大地」が見えてくる瞬間を記録しています" title="Photo: AR" width="518" height="347" class="imgcaption" /></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/11/sekine_day5_2.jpg" alt="その後の30分を経て、固まった土がだんだん見えてきます" title="Photo: AR" width="245" height="366" class="imgcaption floatl" /><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/11/sekine_day5_3.jpg" alt="関根を撮影している安齊を撮影したローリングス" title="Photo: AR" width="245" height="366" class="imgcaption floatl" /><br class="clearb"></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/11/sekine_day5_5.jpg" alt="40年ぶりに現れてくる「位相 - 大地」の前に立っている関伸夫" title="Photo: AR" width="518" height="347" class="imgcaption" /></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/11/sekine_day5_6.jpg" alt="完成した作品を喜んでいる作家" title="Photo: AR" width="518" height="347" class="imgcaption" /></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/11/sekine_day5_9.jpg" alt="関根がしばらく穴の中に入り、土の材質をのぞきます" title="Photo: AR" width="518" height="347" class="imgcaption" /></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/11/sekine_final.jpg" alt="完成した「位相 - 大地」(2008)" title="Photo: AR" width="518" height="347" class="imgcaption" /></p>
<p><b>会場：</b>多摩川駅前の田園調布せせらぎ公園（東急多摩川線）。<br />
<b>展示期間：</b> 11月1日（土）- 9日（日）</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>横浜トリエンナーレ2008とその周辺にて</title>
		<link>http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/10/yt2008_and_fringe2.html</link>
		<comments>http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/10/yt2008_and_fringe2.html#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 30 Oct 2008 17:03:53 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Makoto Hashimoto</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[フォトレポート]]></category>

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		<description><![CDATA[連日様々なパフォーマンスや展覧会が開催されています]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/10/dsc_0568_518.jpg" alt="大巻伸嗣《Memorial Rebirth》" title="場所を変えながら、毎日のように大量のシャボン玉を発生させて風景を一変させるパフォーマンス作品を展開している [新港ピア前]" width="518" class="imgcaption" /><br />
<img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/10/dsc_1009_518.jpg" alt="" title="場所や時間帯により全く異なる印象を受ける [大さん橋国際客船ターミナル 屋上]" width="518" class="imgcaption" /><br />
<img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/10/dscn8313_518.jpg" alt="" title="[中華街「山下町公園」]" width="518" class="imgcaption" /><br />
<img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/10/dsc_1410_518.jpg" alt="" title="[桜木町駅前「クロスゲート」]" width="518" class="imgcaption" /><br />
<img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/10/dsc_1305_518.jpg" alt="" title="汽車道の運河パークに設置されている「リングドーム」では週末を中心に関連イベントを開催中" width="518" class="imgcaption" /><br />
<img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/10/dsc_0885_518.jpg" alt="ホナガヨウコ「かいじゅう１・２・３」" title="軽快な音楽に合わせたダンスパフォーマンス" width="518" class="imgcaption" /><br />
<img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/10/dsc_1319_518.jpg" alt="" title="遠藤一郎はゲリラ的にパフォーマンスを実施" width="518" class="imgcaption" /><br />
<img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/10/dsc_0948_518.jpg" alt="BankART Bank under 35 ヤング荘" title="TAB Talksを開催したBankART Mini(BankART Studio NYK 1F)では、週替わりで35歳以下の若手アーティスト、クリエイターらを個展形式で紹介している" width="518" class="imgcaption" /><br />
<img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/10/dsc_1062_518.jpg" alt="BankART Bank under 35 矢内原充志" title="会期中に実施されたNibrollによるパフォーマンス" width="518" class="imgcaption" /><br />
<img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/10/dsc_0620_518.jpg" alt="「ラ・マレア　横浜」" title="TAB Talksにも登場した急な坂スタジオ主催による街頭パフォーマンス" width="518" class="imgcaption" /><br />
<img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/10/dsc_0715_518.jpg" alt="" title="JR関内駅にほど近い吉田町の風景が三夜だけ一変した" width="518" class="imgcaption" />「ラ・マレア　横浜」ウェブサイト　<a href="http://kyunasaka.jp/lamarea/">http://kyunasaka.jp/lamarea/</a>　</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/10/dsc_1015_518.jpg" alt="" title="日本大通りのZAIMではTAB Talksにも登場したHatch Artプロデュースによる「RED」展を開催中 写真はフランシス真吾の新作" width="518" class="imgcaption" /><br />
<img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/10/dsc_1235_518.jpg" alt="" title="ZAIMでは「横浜トリエンナーレ」の開催に合わせて毎週末オープンアトリエを開催 写真はツアー参加者に解説を行なう曽谷朝絵" width="518" class="imgcaption"/><br />
<img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/10/dsc_0970_518.jpg" alt="scrachi tile open studio 橋本聡" title="海岸通りのスクラッチタイルでは、2週ごとにリレー形式で個展を開催中 [金・土・日・祝のみオープン]" width="518" class="imgcaption"/>スクラッチタイル ブログサイト　<a href="http://scratchtil.exblog.jp/">http://scratchtil.exblog.jp/</a></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/10/dsc_1023_518.jpg" alt="ウィスット・ポンニミット「パラパラアニメ」" title="横浜駅東口の横浜ベイクォーター「ギャラリーBOX」では、ショーウィンドウを用いた展示を開催" width="518" class="imgcaption"/><br />
<img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/10/dsc_1025_518.jpg" alt="" title="アニメーション作品とその原画を見ることができる" width="518" class="imgcaption" />横浜ベイクォーター ウェブサイト　<a href="http://www.yokohama-bayquarter.com/">http://www.yokohama-bayquarter.com/</a></p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/10/dsc_0963_518.jpg" alt="浦田琴絵《永遠の開拓者たち》" title="JR石川町駅からほどちかい寿町エリアでは、「KOTOBUKIクリエイティブアクション」の一環としてアーティストやクリエイターらが活動を展開する" width="518" class="imgcaption"/>「KOTOBUKIクリエイティブアクション」ウェブサイト　<a href="http://creativeaction.jp/">http://creativeaction.jp/</a></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>TABがAsian Contemporary Art Fair New Yorkに出展！</title>
		<link>http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/10/acaf.html</link>
		<comments>http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/10/acaf.html#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 28 Oct 2008 14:26:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Kosuke Fujitaka</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[TAB News]]></category>

		<category><![CDATA[ニュースより]]></category>

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		<description><![CDATA[TAB / NYAB はニューヨークのPier92にて11月６日から11月10日まで開催されるAsian Contemporary Art Fair New Yorkにメディアパートナーとして出展いたします。メディアブース106まで是非遊びに来てください。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img class="imgcaption floatr" src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/wp-content/uploads/2008/10/1223742052image_web.jpg" alt="Yue Minjun ''Kung Fu'' (2006), 41 x 45 inches. Courtesy of Gallery ARTSIDE." /></p>
<p>東京アートビート／NYアートビートは、ニューヨークのPier92（52nd Streetと12th Avenueの角）にて11月６日から11月10日まで開催される<a href="http://www.acafny.com/">Asian Contemporary Art Fair New York</a>にメディアパートナーとして出展いたします。当アートフェアーにお越しの方は、メディアブース106まで是非遊びに来てください。</p>
<p>去年に始まり、今年で２年目を迎えるAsian Contemporary Art Fair New Yorkには中国、日本、韓国、インド、バングラディッシュ、フィリピン、シンガポール、ベトナムなどアジアの幅広い国からコンテンポラリーアートを紹介する60を超えるギャラリー、非営利スペースが参加します。米国で展示されるのが初めての作品のみが出展され、絵画、彫刻、写真、ビデオ、インスタレーションなどあらゆるジャンルにわたります。</p>
<p>Asian Contemporary Art Fair New Yorkはニューヨークで開催されるアートフェアーとしては唯一アジアのコンテンポラリーアートのみを紹介するフェアで、昨年は大きな成功を納め、若手アーティストからジャン・シャオガン、ナム・ジュン・パイク、ユエ・ミュンジン、草間　弥生など国際的に活躍するアーティストまでアジアの幅広いアーティストをコレクターに紹介するすばらしい機会となりました。</p>
<p>フェア期間中はブースにNYアートビート／東京アートビートのメンバーがいますので、是非お声がけください。</p>
<p><strong>フェアスケジュール</strong></p>
<p>    * 11月6日（木）プレビュー（招待のみ）  　　5 p.m. to 9 p.m.<br />
    * 11月7日（金）                                       11 a.m. to 7 p.m.<br />
    * 11月8日（土）                                       11 a.m. to 7 p.m.<br />
    * 11月9日（日）                                       11 a.m. to 7 p.m.<br />
    * 11月10日（月）                                     11 a.m. to 6 p.m.</p>
<p><strong>入場料</strong></p>
<p>    * $15 １日<br />
    * $25 全日程<br />
    * $5 学生 / シニア<br />
    * 無料 : 11月10日（月）</p>
<p><a href="http://www.nyartbeat.com/event/2008/17C4">Asian Contemporary Art Fair New York</a><br />
会場: Pier 92<br />
スケジュール: 2008年11月07日 ～ 2008年11月10日<br />
住所: 755 12th Ave., New York, NY 10019<br />
電話: 212-563-3360</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/10/acaf.html/feed</wfw:commentRss>
		</item>
		<item>
		<title>Tokyo Art Beat Tシャツ 新作登場：2008秋</title>
		<link>http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/10/new-tokyo-art-beat-t-shirts-fall-2008.html</link>
		<comments>http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/10/new-tokyo-art-beat-t-shirts-fall-2008.html#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 28 Oct 2008 07:27:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Paul Baron</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[Main Article 2]]></category>

		<category><![CDATA[TAB News]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/?p=1505</guid>
		<description><![CDATA[東京を拠点に活動する日本とスイスからの2組の作家・デザイナーさんが、入り組んだデザインでこの都市を表現してくれました]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.tokyoartbeat.com/shop/tshirts/19"><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/10/soba.jpg" alt="" title="So+Ba デザイン：東京をスイスの伝統・切り絵アート、東京をテーマに。" width="518" class="imgcaption" /></a></p>
<h3>アッペンツェル TYO by So+Ba</h3>
<p>So+Baは、東京在住歴1０年以上の[so]=アレックス・ソンダーレッガーと[ba]=スザンナ・ベアーによる、スイス人デザインユニット。主にグラフィック・デザイン、アート・ディレクション、VJを行う傍ら、多摩美術大学でタイポグラフィーの教鞭をとる。<a href="http://pingmag.jp/J/2008/02/29/soba-spicy-swiss-graphic-design-in-tokyo/">Pingmagによる過去の長いインタビューは必見</a>！</p>
<p>今回彼等がヒントを得たのは、スイス・アルプス地方アッペンツェル州に古くから伝わる切り絵アート。トラディショナルな切り絵モチーフに代わって複雑なデザインを織り成すのは、現代の東京を彩る様々なシーンやシンボルたち。見れば見るほど楽しくなるデザイン！</p>
<p>彼らのデザインは2色展開で販売中です。<br />
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<p><a href="http://www.tokyoartbeat.com/shop/tshirts/19"><img class="imgcaption floatl" title="ボディ：ホワイト　プリント：マゼンタ" src="http://www.tokyoartbeat.com/resources/images/tabshop/productpreview_19_1_s.jpg" alt="" width="290" height="250" /></a><a href="http://www.tokyoartbeat.com/shop/tshirts/19"><img class="imgcaption floatl" title="ボディ：オフホワイト　プリント：ブラック" src="http://www.tokyoartbeat.com/resources/images/tabshop/productpreview_19_3_s.jpg" alt="" width="290" height="250" /></a><br class="clearb" /></p>
<h3>大東京マンション by パラモデル</h3>
<p>パラモデルは、林泰彦と中野裕介によって2001年にはじまった東大阪拠点のユニット。落書きしたかのように壁面を走らせるレールの作品はユニークで、今日の若い世代の日本人アーティストを代表する作家です。日本を始めとしたアートフェアやフェスティバルでは常連のお二人です。彼らのインタビューもPingmagで見ることができて、<a href="http://pingmag.jp/J/2007/09/28/paramodel/">こちらも必見です</a>！</p>
<p><a href="http://www.tokyoartbeat.com/shop/tshirts/18"><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/10/paramodel.jpg" alt="" title="パラモデル デザイン：巨大なアパート！" width="518" class="imgcaption" /></a></p>
<p>TABのために彼らが作ってくれたのは、日本の不動産会社で目にするアパートの間取り図を敷き詰めた虚構の「大東京」。<br />
彼らによると、</p>
<blockquote><p><em>この作品は高知県の沢田マンションや大阪の軍艦アパート（取り壊された）、中国の九龍城などのセルフビルド・セルフリフォーム建築へのオマージュです。東京の町の特徴は小さな家やビルが密集して大きな町ができているところにあるとおもいます。ちっぽけな部品を使って大きな東京を作ろうとおもいました。</em></p></blockquote>
<p>彼らのデザインは2色展開で販売中です。<br />
<strong><a href="http://www.tokyoartbeat.com/shop/tshirts/18">» 購入する</a></strong></p>
<p><a href="http://www.tokyoartbeat.com/shop/tshirts/18"><img class="imgcaption floatl" title="ボディ：ホワイト　プリント：マゼンタ" src="http://www.tokyoartbeat.com/resources/images/tabshop/productpreview_18_1_s.jpg" alt="" width="290" height="250" /></a><a href="http://www.tokyoartbeat.com/shop/tshirts/18"><img class="imgcaption floatl" title="ボディ：ブラウン　プリント：ホワイト" src="http://www.tokyoartbeat.com/resources/images/tabshop/productpreview_18_3_s.jpg" alt="" width="290" height="250" /></a><br class="clearb" /></p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/10/new-tokyo-art-beat-t-shirts-fall-2008.html/feed</wfw:commentRss>
		</item>
		<item>
		<title>レンズの中の幻影</title>
		<link>http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/10/shiga.html</link>
		<comments>http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/10/shiga.html#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 27 Oct 2008 16:17:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Ashley Rawlings</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[Main Article 3]]></category>

		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/?p=1487</guid>
		<description><![CDATA[志賀理江子さんの写真は、脳裏に焼きつくような不気味な世界観を映し出しています。今回は、その志賀さんにコミュニケーション、時間、そして死について語っていただきました。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>2004年にチェルシー美術大学を卒業後、志賀理江子さんは、ロンドンにいた5年間で「Jacques saw me tomorrow morning」（2003―04年）、「Damien Court」（2004―05年）、そして「Lilly」（2005年）の3作を発表。その後、2006年には日豪交流年の一貫としてブリズベンと仙台で各6ヶ月間のレジデンス制作を経験。この期間に制作された作品シリーズ「Canary」は国際交流基金が運営し、オーストラリアのギャラリーや美術館で開催された「Rapt! 20 Contemporary Artists from Japan」という展示会と、仙台メディアテークで開催された「Re: search, Art Collaboration between Australia and Japan」で展示されました。</p>
<p>今年、ロンドンで制作した上記の３作シリーズが「Lilly」、さらにブリズベンと仙台の作品シリーズは「Canary」という写真集として発表され、４月にはその両方が第33回木村伊兵衛写真賞を受賞。作品に関しては、先月まで東京オペラシティアートギャラリーで開催されていた「トレース・エレメンツ – 日豪の写真メディアにおける精神と記憶」展で展示され、現在は12月7日まで開催される東京都写真美術館の「オン・ユア・ボディ」展にて展示中です。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/10/liekoshiga_jacquessawme.jpg" alt="志賀理江子 「Jacques saw me tomorrow morning」(2003)" title="Photo courtesy of the artist" width="518" height="346" class="imgcaption" /></p>
<p><b>長い間ロンドンに住んでいましたね。日本を旅立ってイギリスへ移住するきっかけは何でしたか？</b></p>
<p>写真を始めた時期に視野を広げるためにと薦めてくれた人がいて、ヨーロッパへ一人旅をしました。その際に2日間だけロンドンに滞在して、美術館やギャラリーを見たりするうちに、写真だけでなくもっと総合的な芸術の中に写真というものがあり、その広い分野にわたって写真の表現が学べるアート大学の存在を知りました。一時期、日本の写真の学校にも通っていましたが、やはり写真の中だけの話になりがちで窮屈になったからやめたんです。その時に心残りになっていたロンドンで知った大学にいってみようと思ったのがきっかけです。</p>
<p><b>チェルシー美術大学に在籍していたにも関わらず、実際はほとんどの作品をサウスロンドン、それからイーストロンドンの自宅で制作したようですね。なぜ大学のスタジオよりも自分のアパートで制作活動をしたのでしょうか？</b></p>
<p>大学は大学で色々な人がいて、色々なことをやっていて、刺激を受ける場所でしたが、完全にプライベートなスタジオはなく、それが自分には合ってなかったんです。色々な人の作品を見ながら自分の作品を作るというのと、やはり自分のみと向き合って作品を作るというのでは大分違って、私には後者の方が向いていたのだと思います。とにかく家や外で作品を制作して、大学には作品を持ち込んでディスカッションして、と分けた方が断然良かったんです。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/10/liekoshiga_iranasstring.jpg" alt="志賀理江子 「Irana's String」(2004)" title="Photo courtesy of the artist" width="518" height="346" class="imgcaption" /></p>
<p><b>ロンドンでの生活は作品作りをどのように影響しましたか？</b></p>
<p>それはやはり「Lilly」とか、それまでの作品に表れていますが、イギリスでの生活に関して、最初はやはり人とどのようにしてコミュニケーションをとったらよいかが問題でした。つまり、自分が一人になろうと思えば、いつでもそうすることができる。“今私は一人で、どこか分からない場所にいる”ということを思い知らされました。日本にいれば近くに家族や友達もいます。でもロンドンで大学一年生の時は英語もよくわからないし、本当に自分と向き合うしかなかった。例えばイギリス的な皮肉な冗談とかを理解できなくてストレートに受け取ってしまい混・垂ｵたり。そのせいもあってイギリスは未だに私にとって結構厳しい場所ではありますね。本当に溶け込むのに時間がかかる場所です。“私”と“あなた”というのがこんなにも離れていて、みんながすごく個人主義で。それはある意味すごく大人びているんですけど、そういうのが私にはできなかったですね、最初は。そういう経験もあって、本当に一人で暗く自分と向き合いました。そういう経験から、自分で撮った写真をもう一度再撮する手法、写した被写体を完全にフィクショナルな人物にするというような、被写体と自分との関係を探っていたのかもしれません。</p>
<p><b>被写体は誰ですか？　どのように知り合いましたか？</b></p>
<p>身近にいる人を被写体にするしかないので、一緒に住んでいた人達、友人、あと道で会った人、とにかく自分の手の届く人です。道端で人を待ち続けて、声をかけ続けたり。少し乱暴なコミュニケーションの取り方でしたが。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/10/liekoshiga_jacques.jpg" alt="志賀理江子 「Jacques」(2003)" title="Photo courtesy of the artist" width="518" height="351" class="imgcaption" /></p>
<p><b>ロンドンで初めて本格的に制作した作品集が「Jacques saw me tomorrow morning」ですが、ジャックとは誰なのでしょうか？</b></p>
<p>まあ、アシュレイはよく知ってると思いますけど（笑）、ジャックは一緒に住んでいたフラットメイトで、私とは国も違う、性別も違う、世代も違う、性格も全く違うという人でした。他人と同じ家に住むフラットシェアというシステム自体驚きで。彼はそれこそ本当にゴーストのような存在で。昼間何をやってるかもわからないし、そんな彼と同じ家に住んでいるということがとてつもなく不思議で、同時に怖かった。彼を被写体として写真を撮らせてもらい、少しづつ知っていったというか。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/10/liekoshiga_piano1.jpg" alt="志賀理江子 「Piano 3」(1999)" title="Photo courtesy of the artist" width="257" height="363" class="imgcaption floatl" /><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/10/liekoshiga_piano21.jpg" alt="志賀理江子 「Piano 4」(1999)" title="Photo courtesy of the artist" width="257" height="363" class="imgcaption floatl" /><br class="clearb"></p>
<p><b>志賀さんの作品は私が出会った頃から随分変化しています。「Piano」のシリーズではとても遊び心があり、陽気で幻想的な写真でしたが、「Jacques saw me tomorrow morning」以降の「Damien Court」と「Lilly」ではロンドン社会における不安感が現れている気がします。撮影当時、被写体の人との接し方も変わりつつあったようですが、志賀さん自身はこの頃の変化をどのように捉えていますか？</b></p>
<p>基本的には何も変わってはいません。ただ唯一変わったのは写真の撮り方。あと人との関わり方。最初は身の周りの人に声をかけていましたが、結局自分が直接選んでいるから好みが働いて想定内のものになる。なので、次第に、例えば“このアパートの人達全員”という風に枠を自分で決めて、そこで絶対自分は全員撮らなければいけないというノルマを課せば、そのことによって強制的にコミュニケーションを取らなければいけないし予測不可能の展開が期待できるんです。つまり強い規律が一つ加わったという意味では、作品の構成が変わりました。そういったコミュニケーションの在り方として、写真を撮るまでのプロセスにおいてもう一つ別のプロセスが加わったわけですが、そのことによって自分の知らない他人とももっと関わっていくようになりました。友達や一緒に住んでる人だけじゃなくて、例えば３階に住んでいる○○さんとか、あまり顔すら見たことが無い人の写真を絶対撮らなきゃいけない。それはもっと大きな恐怖なわけです。とても難しいし、怖いけれども、それをどんどんやってくことが大事でした。やはりジャックとは同居人であるから、どこか安心した気持ちがあったはず。だから最初の頃の作品はどこか柔らかいものだったと思います。それがだんだん「Damien Court」とか「Lilly」になってくると、強烈に他人に対する恐怖がそのまま出ていたり、被写体からの“あなたを知らない”という冷たさとか、突然声をかけられて写真を撮られる恐怖、緊張感が出ているんでしょうね。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/10/liekoshiga_tomlinsonclose.jpg" alt="志賀理江子 「Tomlinson Close」(2005)" title="Photo courtesy of the artist" width="518" height="344" class="imgcaption" /></p>
<p><b>ロンドンの後、仙台とブリズベンでレジデンシーを経験したわけですが、各地域の人々とどのような方法でコミュニケーションを取りましたか？</b></p>
<p>仙台は元々プロジェクトのために行きました。初めて自分が大学生として日常生活する場所から外に出て、作品作りのためだけにその目的の場所に行くことへのきっかけでしたね。例えば先立つ企画やコンセプトが、依頼される側にもうすでにあるから、それに参加するために現地へ行ってレジデンスをしてとなると、仕事のようになってしまうんです。だからこそなお、そういう自分の立場を利用してさらに意識的に深く色々なコミュニティーに入り込んで制作する必要がありました。</p>
<p>まず最初に土地を知る為に行ったのが、地域の住民へのアンケートでした。住民の人たちが個人的に抱える土地の記憶を探るのが目的で、「あなたにとって一番明るい場所、暗い場所はどこですか」という質問をしました。その回答に書かれた場所をすべて地図に記していって実際に巡ることで、作品制作のロケーションハンティングのような感じになりました。そこから人との繋がりなど様々なことが生まれて、作品が紡がれていったんです。ストレートに撮られた写真もありますが、核になるものは構成写真。その点においても全く「Lilly」と違うところですが、そういう方法論を通・ｵて写真行為がどんどんパブリックになって、周りも巻き込むようになったんです。それが結果記録として残ったものが作品となって、すごく良かったと思います。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/10/liekoshiga_king.jpg" alt="志賀理江子 「King」(2005)" title="Photo courtesy of the artist" width="518" height="346" class="imgcaption" /></p>
<p><b>レジデンシーを経験する前の作品は黒い背景に人間が空間に浮かんでいるような写真が多いのですが、今では人ではなく「場所」に焦点を置いている写真が多い気がします。写っている場所はどれも不思議だったり、ミステリアスな雰囲気がありますが、これらはどのように見つけて、どんな思い入れがあるのでしょうか？</b></p>
<p>場所の表立った特性はとくに大事ではないですが、逆に、その場所へたどり着くまでの様々な過程を通じて、ある感覚を追体験します。そういう事がどこか深い所でその土地の歴史とか社会とつながっていると思います。</p>
<p><b>頭の中で思い描いているイメージと、現実の撮影との関係性について教えてください。</b></p>
<p>最初に構成が出来上がる段階で、ある程度のイメージがありますが、それはただのスタートポイントでしかありません。それは例えば、「誰がどうなって、こうなった」というような物語に近く、そこをゼロとして、次に“アクション”が加わります。その場所にいる人があらかじめ構成された撮影現場にどう反応するかという即興演奏のようなものです。被写体と私と時間のアクションが混ざっていき、予測不可能のことが起こるのを皆で待つという感じです。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/10/liekoshiga_flowerhole.jpg" alt="志賀理江子 「花穴」(2006)" title="Photo courtesy of the artist" width="518" height="346" class="imgcaption" /></p>
<p>例えば「花穴」だと、ロケーションハンティングの際にアンケートで“明るい場所”として回答されていたお彼岸があって、その光景が強烈だったんです。また、その場所にあったお寺の人に直接話を聞いたりしました。彼岸で墓に添えられた大量の花はその後ゴミとして捨てられるとのことで、それを全て回収させてもらう事になったんです。結局山に穴を掘って埋めたのですが、その過程のどのタイミングで写真に収めるかということは特に決めませんでした。最終的に「花の墓」という構成が出来上がったのですが、作品になったのは結局穴だけ掘った時点で撮った写真です。この場合、この時点が予測不可能な瞬間なわけです。そういうことがあるから、作品の最初の構成は予測不可能なことをわざと起こらせようとする装置であると思うんです。それと現実の関係と聞かれると、どう答えていいのかよくわかりませんが。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/10/liekoshiga_bonbonkaikan.jpg" alt="志賀理江子 「ボンボン会館」(2006)" title="Photo courtesy of the artist" width="257" height="172" class="imgcaption floatl" /><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/10/liekoshiga_chiako.jpg" alt="志賀理江子 「千愛子」(2006)" title="Photo courtesy of the artist" width="257" height="168" class="imgcaption floatl" /><br class="clearb"></p>
<p><b>志賀さんの写真にはすごく不思議な現象が描かれています。これはデジタル処理などを施しているのでしょうか？　フォトショップは使いますか？</b></p>
<p>フォトショップは一カ所だけ使いました。「Canary」の「ボンボン会館」という作品で男の人が鉄の椅子のようなものに寄っかかっていたんですけど、それはフォトショップで消しました。それ以外はCG的なものは使っていません。この中でも60作品のうち10枚ほどは再撮で作り上げている作品もあります。“カナリア”ではデジタルカメラのボディーを初めて買って、今まで使っていたレンズを引き継いで使いました。撮った写真が小さなモニターですぐに見れるから被写体になる人も安心するし、おもしろがって逆に提案をしてくれたりという風に、コミュニケーションがとりやすくなりました。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/10/liekoshiga_rita.jpg" alt="志賀理江子 「リタ」(2006)" title="Photo courtesy of the artist" width="518" height="346" class="imgcaption" /></p>
<p><b>最近2冊の本を発売したそうですね。</b></p>
<p>はい、「Canary」が新しい作品で、「Lilly」が昔の作品です。「Lilly」の方は５年間の作品をまとめたものです。その頃の写真から100点選び、昔のネガを探してきて、もう一回撮り直したりもしました。つまり解体して、再構成しています。だからアシュレイも知らないような作品もたくさん入っています。「Canary」の方は全部一年間で撮影したものです。全てが一年の間に起こった事なので、ものすごく生々しいし、私も予想がつかなかったものばかりです。自分でもまだ解釈しきれていないものも多々あります。特にこれらの場合は私がコミュニケー・Vョンをとって作品にしていくうちに、自分自身も渦の中に飲み込まれているので、「Lilly」はわりと外から客観的に見ていたという感じで、「Canary」は私そのものが中にいるという感じです。だから二つのそういった違いが出て良かったと思っています。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/10/liekoshiga_manwearingfur.jpg" alt="志賀理江子 「毛皮を着た人」(2006)" title="Photo courtesy of the artist" width="518" height="346" class="imgcaption" /></p>
<p><b>ブリズベンで生まれた作品は特にこういった生と死、そして性のテーマが現れているような気がします。これはオーストラリアで制作活動をしていくうえで得た影響なのでしょうか？</b></p>
<p>オーストラリアはもう土地そのものが“生”と“死”なんです。太陽とか地面とか風とか、動物とか、人間より強いものがたくさんありました。人間は本当に大したことがない、小さな存在で、絶対勝てないというか、ものすごい生命に囲まれている感じなんです。例えば少し郊外に出れば動物の骨がゴロゴロ転がってたりとか。それはやはり都会では見られないんですよ。だからそういう経験があって生理的に「生と死」を強く意識したんじゃないかと思います。死が身近にあって、変に守られていない生活だったのが強烈でした。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/10/liekoshiga_myhusband.jpg" alt="志賀理江子 「私の夫」(2006)" title="Photo courtesy of the artist" width="518" height="346" class="imgcaption" /></p>
<p><b>「私の夫」の巨大な頭蓋骨が特にそれを表していますね。志賀さんは全て写真を手動で制作しているとのことですが、この頭蓋骨は一体どうやって作ったのでしょうか？</b></p>
<p>オーストラリアでは太陽が何もかもを白骨化させるような強さで、日焼けとかそういう次元じゃなく、すぐ骨にまで光が届いて真っ白になってしまうというような感じなんです。このためにはリサーチのために科学博物館に行って動物の頭蓋骨をたくさん見て、更にほぼ同じものが道端にもたくさん落ちていたのでそれを観察しました。写真に写っているものに関しては、オーストラリアに生息する（人間を含めた）ほ乳類の頭蓋骨の形を組み合わせて、架空の頭蓋骨を作りました。発泡スチロールで土台を作って石膏で形を作っています。</p>
<p><b>この写真を撮るために一時的にスカルプチャー（彫刻）の世界に足を踏み入れたわけですね</b></p>
<p>そういう事は意識してないですが、始めに発泡スチロールの塊をそれなりの形にする為にナイフで格闘した時は、やり方も知らないしすごく難しかったです。でもどんどん形ができて骨になっていって、その行為がまるで魂を注ぎ込んでいるようでなれてないから逆に不器用で稚拙な行為に思えて、そういうのがよかったですね。</p>
<p><b>つまり、前に述べたように、写真を撮影するまでに至るプロセスや構成がいわばパフォーマンス、または“アクション”で、シャッターを押した瞬間に現実を越えた“何か”を捉えているんです。</b></p>
<p>写真に対してアクションを起こすというのはこういうことだと思います。この撮影は特に、そういった面において新鮮に感じました。それでも全部自分で仕組んだことなので、そういう意味ではやらせだし、嘘が本当になるというか嘘じゃないけど、反転するというか、矛盾なんです。写真によって全て現実にされてしまう。“生”が蘇ってしまう。撃っている（shoot）のではなく逆に撃たれている。その撃たれた自分の時間が写真で蘇生するんです。だから写真は永遠に生きる生の時間だと思うし、殺された時間ではありません。だとしたら、自分がそれに固執する意味も分かる気がします。</p>
<p><img src="http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.en/wp-content/uploads/2008/10/liekoshiga_dominique.jpg" alt="志賀理江子 「ドミニク」(2006)" title="Photo courtesy of the artist" width="518" height="346" class="imgcaption" /></p>
<p><b>最近、政府奨学金でまた一年間イギリスにいましたね。むこうではどのような活動をしていましたか？</b></p>
<p>写真集「カナリア」に載せた写真一枚一枚を言葉で検証する、という作業を行いました。「カナリア」に載せた写真のイメージは、それぞれが全く異なる社会的背景と物語が複雑に絡み合ってできているため、その事実を読み解かないと私自身先に進めなかったんです。大英図書館に通ったり、日本から本を取り寄せたりしてリサーチを行う日々でした。</p>
<p><b>現在は帰国し、しばらくは日本にいるようですが、今後はどのようなプロジェクトを予定していますか？</b></p>
<p>作品制作の拠点を宮城県に移して、新しいプロジェクトを行うために準備をしています。内容としては、写真集「カナリア」で行った撮影から、さらに奥へ進んだイメージの実験で、歴史や社会的背景などをも含めて深く学んでいけたら良いと思っています。</p>
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