公開日:2021年11月2日

新たなアーティスト支援プロジェクト。「KYOBASHI ART WALL―ここから未来をはじめよう」が始動

優秀作品は京橋の街に展示。未來を見通す作品を募集する[AD]

この度、新進アーティストに向けた新たな支援プロジェクト「『KYOBASHI ART WALL―ここから未来をはじめよう』第1回作品募集」が始動する。舞台となるのは、2019年にリニューアルオープンしたアーティゾン美術館のほか、古くから古美術商や現代アートギャラリーが数多く集積し、近代日本のアートシーンを支えてきたアートの街、京橋。応募期間は2021年11月1日〜12月24日。

主催は、2024年オープンの「新TODA BUILDING」(仮称。以下「新TODAビル」)でアート事業を新たに展開する戸田建設株式会社と、2021年に発足した京橋の現代アートギャラリーによるユニットのTOKYO CONTEMPORARY KYOBASHIだ。

「『KYOBASHI ART WALL―ここから未来をはじめよう』第1回作品募集」フライヤー

「KYOBASHI ART WALL―ここから未来をはじめよう」の今後の展開は次の通り。

まず、2024年の新たな芸術文化の拠点として誕生する新TODAビルのオープンに向けて、半年に1回(全4回)アート作品を募集し、公募展を開催。優秀作品は、新TODAビル建設中の仮囲での作品ヴィジュアルの掲出を皮切りに、TOKYO CONTEMPORARY KYOBASHI主宰のギャラリーでの展示、そして2024年の新TODAビルのオープンに合わせ、歴代の優秀作品の展示が行われていく。

その第1回作品募集が2021年11月1日に開始する。

新TODAビル外観

審査員は、小山登美夫(小山登美夫ギャラリー代表)、笠原美智子(公益財団法人石橋財団 アーティゾン美術館副館長)、石井信(TOKYO CONTEMPORARY KYOBASHI 主宰・四季彩舎代表)、吉野智彦(TOKYO CONTEMPORARY KYOBASHI 主宰・TOMOHIKO YOSHINO GALLERY 代表)、戸田建設株式会社 京橋プロジェクト推進部の5組。

優秀作品(2点)には、賞金25万円(作品買い上げ)のほか、上述の展示機会やその他展覧会、グループ展への参加等活動支援が行われる。

新TODAビル建設中の仮囲。この場所で作品ヴィジュアルを掲出できる

江戸の頃、京へ向かう東海道の旅路で最初に渡る橋としてその名がついた京橋は、次世代アートシーンの発展を目指す「TOKYO CONTEMPORARY KYOBASHI」の発足、戸田建設株式会社による2024年に向けた新たなアート事業の始まりなど、様々な起点となる場所になっている。未来へ向かう始まりの場所としての京橋で、未来を見通すアート作品を発信してはいかがだろうか。

募集要項・応募方法・その他の詳細は公式ウェブサイトを確認のうえ、ふるって応募してほしい。

京橋のギャラリー「四季彩舎」

名称:「KYOBASHI ART WALL―ここから未来をはじめよう」第1回作品募集
応募期間:2021年11月1日〜12月24日 ※17:00必着
https://www.toda.co.jp/kyobashi-art-wall

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