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再興日本美術院の作家たち−大正期を中心に−

茨城県天心記念五浦美術館
終了しました
明治31年(1898)岡倉天心を中心に創立された日本美術院は,新しい時代に相応しい日本画の創造を目指しました。しかし,横山大観ら若き画家たちの新画法(朦朧体)が不評を買い,それに伴う財政窮乏により院の活動は衰退の一途をたどっていきました。
大正2年(1913)天心が没すると,休止状態の院を再興する話が大観,下村観山らにより進められ,翌年大観,観山に,木村武山,安田靫彦,今村紫紅,洋画家の小杉未醒らを加えて日本美術院が再興されました。大正時代のリベラリズムと個人尊重の風潮を背景として,日本画に,洋画,彫刻を含めた美術団体として発足した再興日本美術院は,在野にあって官展(文部省など政府主導の展覧会)に対抗しながら,その後の美術界の一翼を担う大きな勢力となっていきます。
本展では,再興日本美術院の作家たちが主に大正期に制作した日本画,洋画,彫刻28点を展示し,自ら自由な創造を目指し,研鑽に励んだ院の作家たちの芸術に迫ります。

スケジュール

2004年10月16日(土)〜2004年11月28日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料一般 180円、大高生 110円、中小生 80円
展覧会URLhttp://www.tenshin-museum.org/tenrankai/040827_saiko/index.htm
会場茨城県天心記念五浦美術館
http://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp/
住所〒319-1702 茨城県北茨城市大津町椿2083
アクセスJR常磐線大津港駅よりタクシー7分
電話番号0293-46-5311
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