日本近代洋画への道 ―山岡コレクションを中心に―

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この展覧会は、日本の近代洋画史を考察する上で、貴重な宝庫でありつつも永らく「幻のコレクション」とされてきた山岡孫吉氏（1888-1962年、ヤンマーディーゼルの創業者）の収集品を中心に、約70作家・175点の作品で、わが国における近代洋画の歩みをご紹介するものです。
江戸時代後期に新たな画風を示した司馬江漢らをはじめとし、洋画の迫真性のなかに芸術表現としての価値を見いだした高橋由一ら明治初期の画家たちの作品、欧米に学び日本の画家たちに新鮮な刺激を与えた五姓田義松や黒田清輝、さらには藤島武二や青木繁など、当時を代表する画家たちの作品を紹介します。また、来日した外国人のビゴーやワーグマンの絵画や、山下りん、ラグーザ玉、渡辺幽香ら初期の女性画家の作品を見られることも本展の見所のひとつです

スケジュール

2004年10月9日(土)〜2004年12月5日(日)