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世界の中の江戸

東京国立博物館
終了しました
近世の日本が政治・経済・思想の諸方面で国を閉ざしたこと、そしてそれによってもたらされた状態を「鎖国(さこく)」と呼んでいます。鎖国という用語は、享和(きょうわ)年間(1801~04)にオランダ通詞(つうじ)の志筑忠雄(しづきただお)がケンペルの『日本誌』の一章を『鎖国論』として翻訳した際に初めて使われました。もちろん鎖国の間にも、外国とまったく交渉がなかったわけではありません。中国とオランダについては、長崎を窓口とする管理貿易の体制が成立しました。また、対馬の宗氏を媒介として交流のあった朝鮮や、中国との冊封(さくほう)関係にあった琉球は、徳川将軍に対し使者を派遣する「通信」の国でもありました。こうした日本の外交政策は、東アジア諸国とのネットワークを考える上で重要ですが、政治経済など国内の各方面にも大きな影響を与えたと思われます。では、当時の日本人は、どのようにして外国の情報を入手し、理解しようとしていたのでしょう?今回は、江戸時代の国際交流に関する資料をご紹介します。

スケジュール

2004年10月13日(水)〜2004年11月21日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館 ※その他臨時休館あり
入場料[総合文化展(常設展)] 一般 1000円、大学生 500円、高校生以下および満18歳未満・満70歳以上、障がい者と介護者各1名 無料、特別展はイベントにより異なる(入館の際に学生証または年齢の確認できるもの、障がい者手帳等ご提示ください) ※入館方法などの最新情報は公式ウェブサイトでご確認ください。
展覧会URLhttp://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=999
会場東京国立博物館
https://www.tnm.jp/
住所〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
アクセスJR上野駅公園口より徒歩10分、京成線京成上野駅正面口より徒歩13分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅7番出口より15分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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