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国宝七弦琴と古代の楽器

東京国立博物館
終了しました
法隆寺献納宝物には、七弦琴、鼓胴、尺八など唐時代、奈良時代に作られた古い楽器が含まれています。寺院に楽器というと、違和感がありますが、娯楽のための歌舞、音曲は禁じられていたものの、仏・菩薩を供養するためならば、良いとされました。奈良時代には仏への供養として、法会の際に仮面舞である伎楽が盛んに行なわれました。伎楽は西域や中国の人物をもとにした仮面を頭からかぶり、楽器の音に合せて、舞い、歩いた歌舞劇で、鼓胴はそのときに鳴らされた立鼓形の太鼓で、彩色が施されています。また、尺八は、唐時代の公的音楽である唐楽に使用されました。三節取された淡竹(はちく)製、6個の指孔(現在は5孔)をあけているのが特徴で、現在の一節の尺八とは大きさも異なっています。この尺八は鎌倉時代に書かれた『古今目録抄』に、聖徳太子が法隆寺から四天王寺に行く途中、椎坂でこの尺八を吹いたところ、山神がそれにあわせて踊ったと書かれています。このほか、鎌倉時代、室町時代の横笛、黒漆鼓胴もあわせて陳列します。

スケジュール

2005年1月2日(日)〜2005年2月27日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館 ※その他臨時休館あり
入場料[総合文化展(常設展)] 一般 1000円、大学生 500円、高校生以下および満18歳未満・満70歳以上、障がい者と介護者各1名 無料、特別展はイベントにより異なる(入館の際に学生証または年齢の確認できるもの、障がい者手帳等ご提示ください) ※入館方法などの最新情報は公式ウェブサイトでご確認ください。
展覧会URLhttp://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=1244
会場東京国立博物館
https://www.tnm.jp/
住所〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
アクセスJR上野駅公園口より徒歩10分、京成線京成上野駅正面口より徒歩13分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅7番出口より15分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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