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唐絵の屏風

根津美術館
終了しました

アーティスト

芸愛, 雪村周継, 狩野元信, 狩野探幽
唐絵からえは、もともとは舶載された中国絵画についての呼称でしたが、平安時代 の中頃以降、日本の風景や風俗を扱う大和絵が登場するに及んで、よりひろ く、中国的な題材を描く日本絵画をも含めてそのように呼ぶようになりました。室町 時代には主として中国伝来の水墨画が唐絵と呼ばれ、ここにおいてもたらされた宋末 元初の道釈人物画、山水図などの新たな主題、画風が、 その後のわが国絵画の動向に大きな作用を及ぼしました。
 今回は、技巧的作風で知られる芸愛の著色花鳥図をはじめ、特異な墨法により豪放 な描写を見せる雪村の龍虎図、さらに狩野元信を伝称筆者とする勧戒画 の優品養蚕機織図 など室町期の作品を中心に、江戸前期狩野派の漢画系作品までを展観し、屏風と いう大画面の形式に、わが国絵画の一大潮流をなした唐絵の展開をたどります。

スケジュール

2005年4月2日(土)〜2005年5月8日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
入場料[コレクション展] 一般 1100円、大学生・高校生 800円 [特別展] 一般 1300円、学生 1000円、中学生以下 無料
展覧会URLhttp://www.nezu-muse.or.jp/nxt-tenrankai/tenrankai.html
会場根津美術館
http://www.nezu-muse.or.jp/
住所〒107-0062 東京都港区南青山6-5-1
アクセス東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅A5出口より徒歩8分
電話番号03-3400-2536
関連画像

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