終了した展覧会・イベントです

末松正樹 展

多摩美術大学美術館
終了しました

アーティスト

末松正樹
末松正樹(1908-1997)は新潟県新発田市に生まれました。新潟中学、山口高等学校文科に学び、その後ドイツの新興舞踊であるノイエ・タンツに傾倒し、1939年にヨーロッパに渡りました。フランス滞在中に第二次世界大戦が勃発し、1944年にスペイン国境に近いペルピニアンで抑留生活を強いられました。不自由な抑留生活の中で数百枚のデッサンを描き、この時期から抽象絵画を思考するようになりました。
1946年3月に帰国すると、自由美術家協会や主体美術協会などで作品を発表し続けました。また国際展にも積極的に出品するなど旺盛な作家活動の傍ら、戦時下をフランスで過ごし、多くのアーティストたちと交流した貴重な体験をもとに、パリ画壇の状況を講演、対談、雑誌等でつぶさに報告しています。1953年からは多摩美術大学教授として、創造のプロセスとヨーロッパの美意識を若者たちに伝える役目を果たしています。
本展では、ご遺族から寄贈された油彩画73点のうち30点、借用したペルピニアン時代のデッサン50点、その他資料により、画家末松正樹の誕生とその活動を探っていきます。

スケジュール

2005年6月19日(日)〜2005年7月14日(木)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
火曜日
火曜日が祝日の場合は火曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
※現在リニューアルに向け長期休館中
入場料一般 300円、大学生・高校生・中学生・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
※現在リニューアルに向け長期休館中
展覧会URLhttp://www.tamabi.ac.jp/museum/exhibition/default.htm
会場多摩美術大学美術館
https://museum.tamabi.ac.jp/
住所〒194-0215 東京都町田市小山ヶ丘6-4-8(事務室)
アクセス※2023年3月31日をもちまして多摩市落合での事業は終了致しました。現在、リニューアルに向け準備中です。
電話番号042-706-7767(事務室)
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します