終了した展覧会・イベントです

北に澄む ─ 村上善男展

川崎市岡本太郎美術館
終了しました

アーティスト

村上善男
岡本太郎との交流から、北に留まり縄文の血とは何か?の問いかけに、その突破を求め、東北の風土に根ざした制作を続けてきた村上善男。岩手、宮城そして青山と、それぞれの「地」を自らの「血」に変え多彩な活動をおこなってきました。
岩手県盛岡市に生まれた村上は、岡本太郎の『今日の芸術』によって目覚め、二科展会場での衝撃的な出会いに始まった岡本との交流は、民族への関心を呼びおこし、画家と風土というテーマを村上に投げかけたといえます。社会的テーマを皮切りに、彼の制作は、その後、「北」への関心へと移り、近年は古文書や花火などを画面に貼りつけ、青森弘前をステージに活動を展開してきております。
一方、多彩な顔をもつアーティスト村上は、郷土の大先輩萬鉄五郎作品に、強烈な民俗をかぎとり、松本竣介に詩情を感受し、その二極の視点から地域を見つめてきています。今回の展覧会は、今なお精力的な制作活動を続けている村上善男のこれまでの仕事を回顧すると同時に、現況をさぐりながら、さらに美術家と磁場について考えたいと思います。

スケジュール

2005年4月23日(土)〜2005年7月3日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 900円 高大学生 700円 中学生以下、65歳以上は無料
展覧会URLhttp://www.taromuseum.jp/d_1c.htm#murakami
会場川崎市岡本太郎美術館
http://www.taromuseum.jp/
住所〒214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
アクセス小田急線向ヶ丘遊園駅南口より徒歩17分、向ヶ丘遊園駅南口よりバス「生田緑地入口」下車徒歩8分、JR南武線武蔵溝ノ口駅または東急田園都市線・大井町線溝の口駅北口よりバス(向ヶ丘遊園駅南口行き)「生田緑地入口」下車徒歩8分
電話番号044-900-9898