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桑原 史成展 「水俣の肖像—公式確認から半世紀の節目」

銀座ニコンサロン(ニコンプラザ内)
終了しました

アーティスト

桑原 史成
この5月1日に水俣病が公式に確認されて50年の節目を迎える。「水俣」の撮影を開始して約45年の歳月が経過し、その間、「水俣」について雑誌、新聞、単行本などを通じて発表してきた作者は、ひとまず写真家の役目は果たしていると自負している。しかし、半世紀の節目に若い世代の人々に改めて水俣病の歴史を記録した写真を見てほしいと思い、今回の写真展を企画した。
水俣病は不思議な病気で、個人の医者が“水俣病”と診断を下すことは許されない。行政が決めた基準をもとに、行政の判断でしか決められないのである。また患者の症状が軽い場合は、裁判で決められるという奇妙な病気である。水俣病と認定すれば、国は補償金を支払わなければならないという事情があるのだ。これまでに行政が認定した犠牲者は2,268名、さらに新たに提訴されているものもあり、その数はいずれ3,000人に及ぶであろう。
作者が45年間かかわりつづけてきた水俣の記録のうち、モノクロ52点を展示する。

スケジュール

2006年4月10日(月)〜2006年4月22日(土)

開館情報

時間
10:3018:30
休館日
日曜日
最終日は15:00まで、年末年始・ゴールデンウィーク・お盆は休館
入場料無料
展覧会URLhttp://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/exhibition/2006/04_ginza-1.htm
会場銀座ニコンサロン(ニコンプラザ内)
http://www.nikon-image.com/activity/exhibition/salon/
住所〒104-0061 東京都中央区銀座7-10-1 STRATA GINZA 1F ニコンプラザ銀座内
アクセス東京メトロ日比谷線・都営浅草線東銀座駅A3出口より徒歩3分
電話番号03-5537-1469
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