懐かしの時代にタイムスリップ！「学校用品店」

終了しました

児童・生徒数の激減と公立小中学校の統廃合、授業時間の短縮や教材のバーチャル化…こうした変化を背景に、日本人の共通体験とも思えた義務教育課程での“学校の風景”は、いまの＝平成の子供たちと昭和の＝“かつての子供”である世代とでは、大きく異なるようになりました。懐かしい小中学校時代、教室に必ずあった“学校生活ならではの品々”は、あるものは姿を変え、あるものは姿を消し、と同時に、戦後の教育の現場を人知れず影で支えてきた学校用品を専門に扱う業者もまた、いま、減少の一途をたどっています。
本展は、長年にわたり学校用品を扱ってきた専門卸・小売業者の倉庫に眠っていたものから現行品まで、通常、一般には市販されることのない、“かつての子供たちにとっては懐かしい”、“いま見ても優れている”品々を中心に選りすぐり、展示即売するものです。
また、少し前まで学校の近くには必ずあった文房具店で眠っていたデッドストックを掘り起こし、併せて販売いたします。
「学校用品店」は、失われつつある昭和のひとつの風景への郷愁を込めてお送りする企画です。

スケジュール

2006年3月31日(金)〜2006年4月12日(水)