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笠木絵津子 「ふたつの時間、満洲編」

銀座ニコンサロン(ニコンプラザ内)
終了しました

アーティスト

笠木絵津子
1998年、母親の死をきっかけに始めた「ふたつの時間を持つ写真」シリーズは、カラー写真による作者の「現在」とモノクロ写真による母親の「過去」をパソコン内で衝突させ、「第三の光景」を現出させる試みである。今回の作品の一部は今年3月に姫路市立美術館で発表したものだが、前回(04年)開催した「KAOHSIUNG 台湾高雄 1928—2003」に続き、母親の青春の地「満洲」がテーマとなっている。

作者の母親は1934年から46年まで満洲で暮らした。作者は母親の写っている写真を頼りに中国へ旅し、母親が住んだ街—撫順、ハルピン、延吉、石頭を訪ねた。
母親の古い写真、収集した満洲の資料写真、現実の旅で撮影したカラー写真、12歳から現在までの作者自身のカラー写真など、1作品に数十枚もの写真がパソコンの中でひしめき、絡み合って「第三の光景」が育つ。

本展では“想像”を深く取り入れ、1.5m×6mなどの大画面インクジェットプリントの作品も展示する。カラー11点、モノクロ6点。

※2007年2月19日(月)〜25日(日)、トキ・アートスペース(03-3479-0332)において「撫順の光」(仮題)を開催する予定。

スケジュール

2007年1月17日(水)〜2007年1月23日(火)

開館情報

時間
10:3018:30
休館日
日曜日
最終日は15:00まで、年末年始・ゴールデンウィーク・お盆は休館
入場料無料
展覧会URLhttp://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/exhibition/2007/01_ginza-2.htm
会場銀座ニコンサロン(ニコンプラザ内)
http://www.nikon-image.com/activity/exhibition/salon/
住所〒104-0061 東京都中央区銀座7-10-1 STRATA GINZA 1F ニコンプラザ銀座内
アクセス東京メトロ日比谷線・都営浅草線東銀座駅A3出口より徒歩3分
電話番号03-5537-1469
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