村住知也「視力を失った夢」

ゼンシ

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アーティスト

村住知也

「視力を失った夢」と題された本展覧会では、村住の対象はより抽象的な、精神的な世界へと向かいます。ある日、視力を失った動物たちが施設で飼育されている映像を見た村住は、彼らには覚醒時と夢との間に違いがあるのか、彼らは境界がなく両方がルールなく混在した白昼夢の中で生きているのではないかと考えたことをきっかけに、その世界を視覚化しようと作品を作り始めました。今回発表します作品は、これまでのような具象的なモチーフの組み合わせから生まれる物語性は影をひそめますが、使われる素材はこれまでと同様に作家の身の回りにあるものであり、追究されていることもまた、夢と現実の間に潜在する連続性です。

スケジュール

2007年11月10日(土)〜2007年12月22日(土)