彼女は、現代美術の雑誌「メトロポリスM」のアシスタント・エディターでもあり、2006年には、オランダのステデリック美術館より展覧会のキュレーションの依頼を受け、「Just in Time」展を企画するなど、インディペンデント・キュレーターとしての活動の幅を広げています。このタイトルは、「必要なものを必要な時に必要な量だけ生産する」システム/方式に由来しており、1950年代にトヨタ自動車が採用して日本および世界に広めた工場生産方式です。この展覧会は、アムステルダムで現在起こっている、現代文化を概観する内容で、多くのアーティストが参加しました。アーティストたちは、「必要なもの」について作品提案をするよう依頼され、それについての解釈は彼らに任され、それを出発点として展覧会がつくられていきました。
(このイベントは予約制です。逐次通訳つき)