Koto Blofoは1959年に南アフリカで生まれ、4歳のときに歴史の教師であった父親の政治亡命により、イギリスに家族とともに移住。グラフィックデザインの学校に進んだ後、写真に転向し、1983年より、British Vogueなどの数々の有名ファッション雑誌の仕事を手がけています。90年代にはフィルムも手がけるようになり、彼の故郷の南アフリカで出会った、巨大な飛行機を作る少年のドキュメンタリー"Sibusiso Mbhele and his Fish Helicopter"はNYのMOMAで上映され、数多くの賞を受賞。彼の仕事はナチュラルで幸福感に満ちた、ノスタルジックなスタイルにあると言えます。今回の初個展では、シンクロナイズドスイミングのニンフのような女性たちを撮ったシリーズ"Swimming Pool"、また、写真集"AIR"よりスティルライフのオリジナルプリントが展示されます。