クシシュトフ・ヴォディチコ特別講演会

東京藝術大学 上野キャンパス

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冷戦以後、そして9.11を経由してさらに混沌の度を高めてゆく世界のただ中で、美術を巡る動向はしかし、そこから遠く隔たったかのように沸き立つ市場原理によって決定づけられています。クシシュトフ・ヴォディチコ、彼がアーティストとしての活動を開始してからの約 40年間、一貫した姿勢によって繰り広げてきた活動は、今日ますますその意義を増していると言えるでしょう。彼は故郷のポーランドからカナダ、そしてアメリカへと、その拠点を移動しながら、公共空間(パブリック)が隠し持つ政治性や、それによって疎外された人々の存在に対するクリティカルな意識を反映したプロジェクトを展開してきました。 

1999年、ヒロシマ賞受賞をきっかけとして行われた「ヒロシマ・プロジェクション」。原爆ドームへ向けて被爆者をはじめとした広島の人々の映像を投影し、それぞれの個人的な経験を公共建築という巨大な身体を通じて語らせるという特異的な状況がそこで描き出されました。今回は、この「ヒロシマ・プロジェクション」を議論の核に据え、公共空間におけるアートの可能性を根本的に問い直します。それは同時に、アートの持つ「別の」可能性について再考する機会を、私たちに深く突きつけることとなるに違いありません。(池田剛介)

会場: 東京藝術大学 上野キャンパス 美術学部中央棟 第一講義室
(定員200名、入場無料・予約不要、同時通訳付き)
主催:東京藝術大学美術学部 先端芸術表現科
共催:京都造形芸術大学
運営:先端芸術表現科 たほりつこ研究室、木幡和枝研究室、池田剛介
問合せ先:先端芸術表現科合同教員室 050-0025-2596

-関連公開レクチャー:名を呼ぶ声をめぐってーーヴォディチコ作品を中
心に/池田剛介(美術家)
東京藝術大学 取手キャンパス メディア棟 第二講義室
11月20日(火)11:00-12:30 入場無料

-関連企画:第二回世界アーティストサミット(ヴォディチコ氏参加)
詳細は下記ホームページにて
http://www.artists-summit.org/

メディア

スケジュール

2007年12月06日 18:00~20:00

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