終了した展覧会・イベントです

「建築の記憶 - 写真と建築の近現代」展

東京都庭園美術館
終了しました
建てられた地から動かすことのできない建築は、実際にそこを訪れない限り見ることはできません。また様々な理由により形を変えられてしまったり、時代の変化とともに失われてしまうこともあります。したがってわたしたちの建築体験の多くは写真によるものなのです。建築家の意図を的確に反映し、表現してくれる写真により、建築は多くの人々に共有され、歴史の中で普遍化されていきます。そして写真は、時として建築家自身も気づかなかった建築の新たな魅力を引き出してくれることもあります。展覧会には、記録として撮影された明治期の建築写真から、建築の魅力を独自の表現で切り取った現代の写真まで、約400点を7章構成によって展示します。竣工写真のみならず、構想段階である建築の模型を撮影した写真なども展示し、建築家の構想から現実化へのプロセスも紹介します。本展は、近現代の日本の建築を、同時代の写真家がどのようにとらえたかを辿りながら、建築史と写真史の変遷と接点を概観する試みです。これまで語られることのなかった建築と写真の関係を見据える視点を提示し、写真をとおして、それぞれの時代の建築に対する人々のイメージを検証します。

記念講演会
日時:2月16日(土)14:00~15:30
講師:畠山直哉(写真家)×古林豊彦(伊東豊雄建築設計事務所) 
演題:「アンダーコンストラクション」 

日時:3月8日(土)14:00~15:30
講師:松隈 洋(京都工芸繊維大学准教授)
演題:「遺産としての建築写真」 

いずれも会場は新館大ホール。
13:30開場。定員250名(先着順、無料、事前予約は必要ありません)

※その他のイベントについてはイベントHPをご覧下さい。

スケジュール

2008年1月26日(土)〜2008年3月31日(月)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 1000円、大学生 800円、小・中・高校生および65歳以上 500円。未就学児、障害のある方とその介護者1名は無料。第3水曜日は65歳以上の方は無料。
展覧会URLhttp://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/architect/index.html
会場東京都庭園美術館
https://www.teien-art-museum.ne.jp/
住所〒108-0071 東京都港区白金台5-21-9
アクセス都営三田線・東京メトロ南北線白金台駅1番出口より徒歩9分、JR山手線目黒駅東口より徒歩10分、東急目黒線目黒駅正面口より徒歩12分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
関連画像

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