終了した展覧会・イベントです

大島洋 + 新井克英 「re-presentation」

photographers’ gallery
終了しました

アーティスト

大島洋、新井克英
写真家・大島洋は「ひかり」(1967年/紀伊國屋画廊)と「ルイ・ジャック・マンデ・ダゲールに捧ぐ」(1968年/銀座画廊)のふたつの写真展で写真家としてスタートし、1970年代には、撮影した土地に作品を展示する写真展「三閉伊」「平島部落地図」によって、「現地写真展」という言葉も生み、その後1980年に写真論誌『写真装置』を創刊、約4年間編集人を務めるなど、写真表現の可能性を問う幅広い活動を行ってきました。1990年代に入ってから現在に至るまで「砂」をテーマにした作品を撮り続けています。
今回、photographers' galleryでは氏が当時の同級生である新井克英氏とともに制作した「ひかり」と「ルイ・ジャック・マンデ・ダゲールに捧ぐ」の再制作・展示を行ないます。前者は、開通間もないひかり号の先端を撮影した同じ写真を画廊の壁面に一列に並べ、後者は画廊の展示壁面を複写し、等倍に拡大して撮ったところと同じ壁面上の位置に張りつけるという展示でした。後に本人が写真の「存在の展示」、「行為の展示」であったと述べているとおり、言語的な意味を逃れる写真の現前性にいち早く着目したこれらの作品は、大量に撮られては消費され、捨てられていく今日の写真のあり方においてこそ、問い直されるべき写真の基本的な問題を含んでいます。

-関連トークイベント
大島洋 × 前田恭二 (読売新聞文化部記者)
日時: 6月14日 (土) 18:00〜 (要予約)
入場料: 500円
*お申し込み詳細については、ギャラリーウェブサイトをご覧下さい。

スケジュール

2008年6月14日(土)〜2008年6月29日(日)

開館情報

時間
12:0020:00
入場料無料
会場photographers’ gallery
http://www.pg-web.net/
住所〒160-0022 東京都新宿区新宿2-16-11-401
アクセス都営新宿線新宿三丁目駅C7・C8出口より徒歩2分
電話番号03-5368-2631
関連画像

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