終了した展覧会・イベントです

うらうらら + 工藤春香 + 高石晃 展

トーキョーアーツアンドスペース本郷
終了しました

アーティスト

うらうらら、工藤春香、高石晃
TWS-Emergingは トーキョーワンダーサイト(TWS)の若手支援の一環で、トーキョーワンダーウォール(TWW)の入選者100名の中から希望者を募り、審査を経た後、TWS本郷にて個展を行う企画です。本年度は23名の若手アーティストの展示を行います。
本年度第9回目となる次回はうらうららによる「I become Rei and want to line up in a showcase」、工藤春香による「ラブレターフロム穴凹」、高石晃による「RISE/SET」の3つの個展を開催いたします。
うらうららは、テラコッタを用いて二つの身体が繋がったり、体の一部分が切断されていたりするような奇形の身体を持つ彫刻を制作しています。作品制作について「外在的な要素を内在化するプロセス」と語るうらの作品から、他者との関わりの中で形成されていく人間の姿を見ることができます。今回の展示ではアニメのキャラクターをモデルとした型から抜いた人物等身大のトルソを並べたインスタレーションを行います。
工藤春香にとって作品制作は、いつの頃からか心にぽっかりと開いた穴凹を埋めるための行為となっていたといいます。今回展示される予定の2つの壁面を覆う長大な絵巻物状の作品と、恐山にある宇曽利湖からイメージしたという大きな湖の作品は、長く工藤の心の中で膨らみ続けたイメージの集積だといいます。それは観る者を暗く深い、でもどこか温かな世界へと導いてくれることでしょう。
檻の様に画面を分割する網目状の線と、その後ろに佇む異型の怪物たち。「where the wild things are」と名づけられた一連の作品から、高石晃はそれまで檻の中に閉じ込められていた怪物を分解し、背景と同化させていくことで、身体の一部としての風景を表現しようと試みています。今回展示される新作からは高石の意欲に満ちた挑戦の軌跡を感じとることができます。
3名の若いアーティストが表現する現代の感性をぜひご覧下さい。

[画像: うらうらら 「Kiki said, ”Face no more? No kidding!"」(2007) 陶、アクリル、油絵具]


スケジュール

2008年2月16日(土)〜2008年3月9日(日)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館(翌日が祝日の場合はその日も開館)
展示替期間・年末年始休館
入場料無料
会場トーキョーアーツアンドスペース本郷
https://www.tokyoartsandspace.jp/
住所〒113-0033 東京都文京区本郷2-4-16
アクセスJR総武線水道橋駅東口より徒歩5分、都営三田線水道橋駅A1出口より徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線本郷三丁目駅1番出口より徒歩6分、JR中央線・総武線御茶ノ水駅御茶ノ水橋口より徒歩7分、東京メトロ丸ノ内線御茶ノ水駅2番出口より徒歩7分
電話番号03-5689-5331
関連画像

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