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「岡本太郎 立体に挑む —造形のなぞにせまる—」展

川崎市岡本太郎美術館
終了しました

アーティスト

岡本太郎
岡本太郎(1911−1996)はさまざまな分野で活躍しました。芸術家として10代のころから絵画制作を皮切りに活動をはじめ、1952年にはじめての立体作品を制作します。粘土を使用し、土を足し加えることによる制作過程から、岡本は立体世界の自由な表現を楽しんでいきます。土でつくりあげたものを火にかけると、岡本が作ったままの形で固くなり長期にわたって形を保持していきます。岡本はその制作過程を楽しみました。
さらに、粘土でつくった形を石膏で型抜きしていく方法を知り、表現の可能性が広がっていきます。石膏の型を使用し、金属やプラスチックで作品を完成させていきます。さらに、最初の石膏をもとに寸法を大きくした立体を制作することで、公共の場所に設置し、誰にでも見てもらえる立体造形を完成させていきます。
岡本は、最後の瞬間まで立体をつくっていました。岡本が生涯にわたり実現させようとしてきた世界、岡本が作り出す独自の形をご覧ください。

講演会
5月11日(日)「岡本太郎とシュルレアリスム」 大谷省吾 (東京国立近代美術館主任研究員)
6月7日(土) 「岡本太郎と彫刻」 田中修二 (大分大学教育福祉科学部准教授)
時間: 各日14:00〜
場所: 当館 (ガイダンスホール)
料金: 無料
定員: 70名(当日先着順・申込不要)

[画像: 「まどろみ」(1967) 布・金属]

スケジュール

2008年4月19日(土)〜2008年7月6日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
休館日: 月曜日(5月5日を除く)、4月30日、5月7日
入場料一般 700円、高大学生・65歳以上 500円、中小学生以下 無料
会場川崎市岡本太郎美術館
http://www.taromuseum.jp/
住所〒214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
アクセス小田急線向ヶ丘遊園駅南口より徒歩17分、向ヶ丘遊園駅南口よりバス「生田緑地入口」下車徒歩8分、JR南武線武蔵溝ノ口駅または東急田園都市線・大井町線溝の口駅北口よりバス(向ヶ丘遊園駅南口行き)「生田緑地入口」下車徒歩8分
電話番号044-900-9898
関連画像

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