林俊哉展を地下の巷房2ヵ所、3Fの巷房、4FのOffice Iidaと5Fのa piece of space APSの奥野ビル内5ヵ所で開催いたします。
本展は、巷房とAPSの共同開催、そしてOffice Iidaの協力により、小林俊哉の世界を存分に楽しんでいただきたく企画されました。2005年、文化庁の在外研修制度によりドイツに滞在することで、活動の拠点がヨーロッパとなった小林の、3年ぶりとなる日本での個展となります。
2004年11月のAPSオープン企画展での個展、2005年の森美術館の「秘すれば花」展などに出品したのち、ドイツに渡り、現地にて滞在制作。2001年からすでにヨーロッパでの発表活動が始まり、ドイツに滞在することにより、ドイツ各地をはじめ、オランダやチェコの美術館や画廊で計22回に及ぶ個展開催とグループ展に出品。また、ケルン、チューリッヒやカールスルーエのアート・フェアにも出品。そして2007年5月には、ハンブルグ市の公共事業*「アート・イン・パブリック・スペース」に日本人アーティストとしては初めて選ばれ、ハーゲンベックス動物園駅構内に245x1200cmという大規模なパブリック・アート作品を設置し、飛躍的な展開を見せています。
[画像: "Those Who Never Say Anything" (2007) Photo 36.5 x 52.5cm]