ツァオ・フェイは、2007年の第52回ベニス・ビエンナーレで、チャイナ・トレイシーという名の自身のアバター(化身:オンライン上のキャラクター)の、セカンドライフ内での半年間にわたる体験と出会いをもとに制作したセミドキュメンタリー作品『i. Mirror』を発表、同年の第10回イスタンブール・ビエンナーレではRMB Cityの都市開発計画を映像化した作品『RMB CITY: A Second Life City Planning』を発表しました。その後も世界各地で展覧会を巡回しながら、RMB Cityの企画・構築を進めてきました。そして、2009年1月にRMB Cityのグランドオープンをむかえ、RMB City Projectがスタートしました。RMB City Projectは、2年間にわたって世界各地の美術館・国際展などを巡回し、RMB Cityが成長・変化していくプロジェクトです。
今回は、RMB City Projectの一環として制作される新作『Live in RMB City』も発表いたします。 ツァオ・フェイのつくり出す仮想世界RMB Cityをぜひお楽しみください。