art project franticは2009年秋のアートシーズンを「芸術と科学の関係性」というテーマを取り上げることから始める。観察された対象の展示」を展開するにあたっては、植物学と解剖学におけるものの観察/保持/展示の仕方について考える。村山誠と望月俊孝というメディアアーチストたちは物理的対象ではなく、対象を変化させる独特の(科学的な)眼差しを展示し、この眼差しを芸術上に解釈している。
[画像: Makoto Murayama, "Lathyrus odoratus L." (2009, top view), inkjet on paper, 910x910]