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「岡本太郎の絵画」展

川崎市岡本太郎美術館
終了しました

アーティスト

岡本太郎
岡本太郎はさまざまなジャンルを越境するような多面的な表現活動をしてきました。岡本太郎の活動の軌跡を、「美術」という枠組みで捉えるのははなはだ難しいといえるでしょう。しかし、その表現活動のスタートは絵画からでした。

岡本は東京美術学校(今の東京芸術大学)を半年で退学し、画家を目指してパリに留学します。1930年にルーブル美術館でP.セザンヌの作品に感動、絵画における近代を体験しました。そして1932年ポール・ローザンベール画廊でP.ピカソの油彩作品≪水差しと果物鉢≫(1931年 グッゲンハイム美術館蔵)に出会い、抽象芸術の道を歩みはじめます。このピカソとの運命的な出会いこそ、画家・岡本太郎を誕生させたといってもよいかもしれません。戦後日本で独自の理念「対極主義」を提唱し、岡本太郎の絵画はモード(流行)に流されることなく、真にオリジナルなスタイルを確立してきました。
 
本展では岡本太郎の絵画表現の軌跡を辿ることで、絵画から壁画などパブリックアートへと幅広く展開していった岡本太郎の制作活動の一端をご紹介します。

[画像: 「憂愁」(1947) 油彩、キャンバス 草月会蔵]

スケジュール

2009年4月18日(土)〜2009年9月23日(水)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
休館日: 毎週月曜日(7月20日と9月21日を除く)、4月30日(木)、5月7日(木)、7月7日(火)、7月8日(水)、7月21日(火)
入場料一般 900円, 高大学生・65歳以上 700円, 中小学生以下 無料
会場川崎市岡本太郎美術館
http://www.taromuseum.jp/
住所〒214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
アクセス小田急線向ヶ丘遊園駅南口より徒歩17分、向ヶ丘遊園駅南口よりバス「生田緑地入口」下車徒歩8分、JR南武線武蔵溝ノ口駅または東急田園都市線・大井町線溝の口駅北口よりバス(向ヶ丘遊園駅南口行き)「生田緑地入口」下車徒歩8分
電話番号044-900-9898
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