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池田龍雄 「アヴァンギャルドの軌跡」

川崎市岡本太郎美術館
終了しました

アーティスト

池田龍雄
第二次大戦後、焼け野原となった東京では、新しい芸術を模索する若き芸術家たちが、実験的でユニークな運動を行いました。そうした「戦後アヴァンギャルド」世代のひとりであり、今なお活躍を続ける池田龍雄(1928年佐賀県生まれ)の世界をご紹介します。

池田は、15歳で海軍航空隊に入隊、特攻隊員として敗戦を迎えたのち、1948年に多摩造形専門学校(現多摩美術大学)に入学。まもなく岡本太郎や花田清輝らの先鋭的な運動に参加し、前衛芸術へと傾倒していきます。絵画におけるルポルタージュの可能性を探るなか、1954年の読売アンデパンダンで《網元》が注目を浴び、諷刺と諧謔にみちたペン画のシリーズが生まれます。その後も「制作者懇談会」ほか様々なグループに加わり、旺盛に作品を発表。60年代末からは概念芸術に関心を抱き、自らパフォーマンスも展開していきました。さらに宇宙と生命の深奥を描いた15年に及ぶ連作「BRAHMANブラフマン」を経て、今も精力的に制作を続けています。

本展は、こうした戦後から現在までの池田龍雄の60年にわたる仕事を概観するとともに、その間に出会った人々との交流を紹介しつつ、時代の軌跡を辿ります。

スケジュール

2010年10月9日(土)〜2011年1月10日(月)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 800円、高大学生・65歳以上 600円
展覧会URLhttp://www.taromuseum.jp/exhibition/current.html
会場川崎市岡本太郎美術館
http://www.taromuseum.jp/
住所〒214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
アクセス小田急線向ヶ丘遊園駅南口より徒歩17分、向ヶ丘遊園駅南口よりバス「生田緑地入口」下車徒歩8分、JR南武線武蔵溝ノ口駅または東急田園都市線・大井町線溝の口駅北口よりバス(向ヶ丘遊園駅南口行き)「生田緑地入口」下車徒歩8分
電話番号044-900-9898
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