沖縄にこだわり沖縄を撮り続ける写真家 石川真生の『Life in Philly』と『熱き日々 in キャンプハンセン』の2シリーズを展示いたします。
石川真生は1986年夏、米兵として沖縄に駐留していた友人の住むフィラデルフィアを訪ね、約2ヶ月半滞在しています。現地で出会う黒人たちを迫力ある構図で撮影したシリーズ<Life in Philly>。20年を経た今なお、黒人たちの高笑いと熱いシャッター音が見るものを圧倒します。展示されるのは約60枚のヴィンテージプリントになります。
また1982年に石川がはじめて出版した写真集『熱き日々 in キャンプハンセン』から、当時の貴重なプリントも展示します。時と場所を隔てた4つのシリーズが、彼女の実像を鮮明に浮かび上がらせるでしょう。是非ご高覧下さい。