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「99歳、あっぱれ太郎」展

川崎市岡本太郎美術館
終了しました

アーティスト

岡本太郎
この常設展会期中の2月26日に、岡本太郎は99回目の誕生日を迎えます。そして、来年は、生誕100周年。岡本は世界の各地に、芸術家としての足跡を残しました。

満19歳の1930年の冬、岡本は東京美術学校(現東京藝術大学)の油絵科を退学、両親とともにヨーロッパに留学し、それから10年間、パリで一人で過ごし、当時の最先端の芸術・文化・学問を吸収しました。

1952年にはパリで、1953年にはニューヨークで個展を開き、1956年のヴェネチア・ビエンナーレに参加・出品し、1968年にはメキシコで《明日の神話》を完成させ、1970年には大阪万博で《太陽の塔》を制作、1971年のパリ・サントノーレ芸術祭には《樹人》を出品して「芸術の王様」賞を受賞し、1975年にはパレ・デ・コングレのために5点のレリーフを制作し、フランス国家から2つの勲章をもらいました。

世界中を飛び回り、八面六臂の大活躍をした岡本は、「世界の岡本」と呼ばれるにふさわしい存在といえるでしょう。岡本が「世界の〜」であるのは、彼の活動範囲が国際的であったからだけではなく、彼の知性や芸術作品の水準が、世界に共通する、地球的なテーマに到達していたからなのではないでしょうか。

本展は、来年、生誕100周年を迎える、今年、99歳の岡本太郎の歩みをたどり、岡本が「世界の〜」であることをご紹介するものです。世界に羽ばたいた太郎のあっぱれさをご堪能下さい。

スケジュール

2010年1月15日(金)〜2010年4月4日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 500円、高大学生・65歳以上 300円、中学生以下 無料
会場川崎市岡本太郎美術館
http://www.taromuseum.jp/
住所〒214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
アクセス小田急線向ヶ丘遊園駅南口より徒歩17分、向ヶ丘遊園駅南口よりバス「生田緑地入口」下車徒歩8分、JR南武線武蔵溝ノ口駅または東急田園都市線・大井町線溝の口駅北口よりバス(向ヶ丘遊園駅南口行き)「生田緑地入口」下車徒歩8分
電話番号044-900-9898
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