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福岡道雄 + 成田克彦 「何をしていいのか分からない / SUMI」

東京画廊+BTAP
終了しました

アーティスト

福岡道雄、成田克彦
本展では福岡道雄が1970年代以降に制作した立体・平面作品10点を展示いたします。平面作品には「何もすることがない」「何をしても仕様がない」「何をしていいのか分からない」などといった作家のつぶやきが、FRPで固められた表面に刻まれています。一見、幾何学的な模様のように見えますが、言葉の反復は呪術的な情感を呈し、福岡の自省的な世界観が恬淡と示されています。また、立体と平面の作品群に共通しているのは、FRPが生み出す光沢感を帯びた黒色です。深淵な黒の色彩とおびただしい数の白い文字は、現代社会に生きる焦燥と虚無感を示唆するものです。

また本展では、もの派の中核的な作家として知られる成田克彦(1944-1992年)の彫刻作品≪SUMI≫(1968年)を合わせて展示いたします。もの派の作品はオリジナルの状態で現存していることが少なく、とりわけ成田の≪SUMI≫は、いわゆる木炭であるがゆえに、現在はほとんど作品が残されていません。東京画廊+BTAPは1968年に制作された大型作品4点をほぼ当時の状態にまで修復を行い、現代に蘇らせました。

スケジュール

2011年7月6日(水)〜2011年7月31日(日)

開館情報

時間
12:0018:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日
入場料無料
展覧会URLhttp://www.tokyo-gallery.com/exhibitions/intokyo/-sumi.html
会場東京画廊+BTAP
http://www.tokyo-gallery.com/
住所〒104-0061 東京都中央区銀座8-10-5 7F
アクセスJR新橋駅銀座口より徒歩4分、東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線銀座駅A3出口より徒歩5分、都営地下鉄大江戸線・ゆりかもめ汐留駅5番出口より徒歩5分
電話番号03-3571-1808
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