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古川タク 「あそびココロ 一本の線から」

武蔵野市立吉祥寺美術館
終了しました

アーティスト

古川タク
シンプルな線で描かれたユーモア溢れるアニメーションやイラストで知られる古川タク (1941-) は、高校生の頃から漫画を描き始め、1960年代には久里洋二の主宰する実験漫画工房に入社して本格的にアニメーションを学びました。独立後、短編アニメーションを次々と発表し、1975年にはアニメーションの元祖と言われる19世紀の映像玩具へのオマージュ作品《驚き盤》でアヌシー国際アニメーション映画祭審査員特別賞、1980年には《スピード》で毎日映画コンクール大藤信郎賞受賞など、国内外で高く評価されました。またNHKテレビ「みんなのうた」の映像を定期的に手がけてきたほか、イラストレーターや絵本作家としても幅広く活動しており、近年は東京工芸大学で教鞭をとる傍ら、自称世界最高齢アニメーション創作集団「G9+1」の一員としても活動するなど精力的に制作を続けています。

フィルムからデジタルへ、時代とともに変化するメディアにあわせてアニメーション制作も変化してきました。大掛かりなCGや3Dなどによる大作が注目される一方で、古川の描き出す単品作品は、パラパラ漫画のような軽妙さがあり、アニメーションの根源である「絵が動く」という現象への単純な驚き、面白さをあらためて思い起こさせてくれるようです。

本展ではアニメーション上映のほか、イラストや絵本原画、インスタレーションなどにより、古川タクの多方面にわたる創作活動をご紹介します。ふにゃふにゃの線から浮かび上がる、時にあたたかく、時に鋭いユーモアの世界をお楽しみください。

スケジュール

2011年7月9日(土)〜2011年8月14日(日)

開館情報

時間
10:0019:30
休館日
毎月最終水曜日・年末年始は休館
備考
水曜休館
入場料[常設展] 一般 100円 [企画展] 一般 300円、高校生・中学生 100円 [共通] 小学生以下・65歳以上・障害者手帳提示 無料
展覧会URLhttp://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/data/kikaku/2011/furukawa/furukawaA4.pdf
会場武蔵野市立吉祥寺美術館
https://www.musashino.or.jp/museum/
住所〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-16 FFビル7階
アクセスJR中央線・総武線・京王井の頭線吉祥寺駅北口より徒歩3分
電話番号0422-22-0385
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