自然な手の動き・リズムによるストロークで描いていくというコンセプトはそのままに、2004年頃から筆触がより繊細になり、色彩も多色から、“地”、“図”、又はその両方を白で描くというように作風は変化をしてきました。 そのため初期から現在までの代表的な作品、60号・100号・120号の大作を中心とした8点を展示し、18年間の思索と制作の変遷を展観致します。 人間に本来備わっている身体性や即興性、そして豊かな色彩観も感じて頂けることと思います。是非ご高覧下さい。なお本展出品作品のうち三点は三鷹・武蔵野発信のオンラインアートフェア、MM ART FAIRでもご覧戴く事が出来ます。この度の大震災において被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方々およびご遺族の皆様には深くお悔やみ申し上げます。