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荒木経惟「写狂老人Aのフィルム・ノスタルジー」

タカ・イシイギャラリー
終了しました

アーティスト

荒木経惟
タカ・イシイギャラリー(東京・清澄)は5月7日(土)から5月28日(土)まで、荒木経惟個展「写狂老人Aのフィルム・ノスタルジー」を開催いたします。タカ・イシイギャラリーでの17回目の個展である本展では、11シリーズから構成される約600点の新作を展示いたします。

前立腺癌を乗り越え、自身の死との葛藤を作品「遺作空2」にまとめたのちの2010年3月2日、荒木は妻陽子亡きあと長年連れ添った愛猫チロの死に直面しました。幸福な時間が荒木を残して過去へと過ぎ去る中、都内の公園で出会った子供が無邪気に池で遊ぶ光景は、荒木に幸福だった時間を思う気持ち(ノスタルジー)こそが人生だと確信させます。

妻陽子と食事をし、愛猫チロが走り回った自宅のバルコニーを写した作品「楽園だった」を始め、昨年3月2日以降にあくまでフィルムにこだわり撮影した展示作品の総数約600点は、「生きることは撮ること」と語る荒木の生欲(性欲/エロス)が微塵も衰えていないことを意味します。

90歳の生涯において3万点を超える作品を残した葛飾北斎に挑み、「写狂老人A」を名乗る荒木の、フィルムによる表現の限界を探る作品群を是非この機会にご高覧ください。

[画像:「ノスタルジー」(2011) B&Wプリント、50.8 x 60cm]

スケジュール

2011年5月7日(土)〜2011年5月28日(土)

開館情報

時間
12:0019:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日
入場料無料
展覧会URLhttp://www.takaishiigallery.com/jp/exhibitions/2011/film_nostalgia/
会場タカ・イシイギャラリー
http://www.takaishiigallery.com/
住所〒106-0032 東京都港区六本木6-5-24 complex665 3F
アクセス東京メトロ日比谷線・都営大江戸線六本木駅1b出口より徒歩2分、東京メトロ南北線・都営大江戸線麻布十番駅7番出口より徒歩8分、東京メトロ千代田線乃木坂駅5番出口より徒歩11分
電話番号03-6434-7010
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