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「孫文と梅屋庄吉 100年前の中国と日本」展

東京国立博物館
終了しました
中国が新しい国家に生まれ変わろうとする19世紀終わり頃から20世紀前半にかけて、中国と日本で、互いに親密な交わりを持ちながら活躍した2人の人物がいました。中国の革命運動に生涯をささげた孫文(1866-1925)と、日本の映画産業の地盤を築きつつ、孫文を物心両面にわたって手厚く支援した梅屋庄吉(1868-1934)です。

本展は、孫文が中心的な役割を果たした辛亥革命(1911)から100年の節目にあたり、孫文と梅屋庄吉、そして彼らと密接に関わった人々やゆかりの地を当時の生の資料によってご覧いただこうとするものです。
展示の中核となるのは、梅屋庄吉の曾孫にあたる小坂文乃氏の手元で大切に保管されてきたアルバム及び関連遺品と、東京国立博物館や長崎大学などが所蔵する当時の稀少な写真約260点。浅草、長崎、上海、パリ、ニューヨークなど、まるで100年時代をさかのぼったかのように、世界の情景をお楽しみいただけます。いずれも歴史の実像を物語るきわめて貴重な資料でありながら、これまで一般にはほとんど目に触れることがなかったものです。

初公開の資料の数々により、激動の時代における中国や日本の様相を存分にご鑑賞いただけます。

[画像: 梅屋夫妻と孫文 大正3年(1914) 小坂文乃蔵]

スケジュール

2011年7月26日(火)〜2011年9月4日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館 ※その他臨時休館あり
入場料一般 800円、大学生 600円、高校生 400円、中学生以下無料
展覧会URLhttp://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1398
会場東京国立博物館
https://www.tnm.jp/
住所〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
アクセスJR上野駅公園口より徒歩10分、京成線京成上野駅正面口より徒歩13分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅7番出口より15分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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