白田誉主也 展
新生堂
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白田は大学4年生ごろから動物に焦点をあて制作活動を始めました。じっと見つめるその動物の表情は何か私たち人間に訴えかけている表情をしており、よくみると草や花、波紋などのコマ切れの風景がちりばめられています。
銅版画のインクをふき取るための寒冷紗という目の粗い布を支持体に使用し、そこに日本画の技法で描いていきます。よくみると薄い和紙が部分的に貼り付けており、寒冷紗との質感の違いがより作品にさまざまな表情を生み出します。
「動物の顔のなかでストーリが完結できるような絵が描けたらいい」と言う白田の動物の肖像画。一つ一つの絵に白田が込めた動物たちのストーリーと、時間の流れを感じていただければ幸いです。
メディア
スケジュール
2011年03月23日 ~ 2011年04月08日 17:00