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神下雄吉 展

セイコーハウス銀座ホール
終了しました

アーティスト

神下雄吉
豊潤な彩と光、小豆島と南仏の風景

「パリから南のリヨンを経て、オランジュへ。そこからコート・ダ・ジュールに向かう途中、エクス近辺へ行くと、空と光がパッと変わる。プロヴァンス特有の光がまた素晴らしいんだ」。まるで好きなワインについて語るかのように、顔をほころばせて南仏の地名を口の端に掛けるのは、フランス画壇を中心に活躍してきた洋画家の神下雄吉氏である。40年におよぶパリ近郊での暮らしを経て、7年前からは父の故郷である小豆島で制作を続けている。

和光で3年ぶり、11回目となる今回の個展では、このほかに小豆島の内海湾(うちのみわん)、オリーブ園の眺め、四季の花々が咲くアトリエの庭、鞆(とも)の浦、阿蘇などの日本の風景画が並ぶ。今回、フランスの風景では、スペイン寄りのアヴェイロン渓谷に点在する素朴な村々を題材にした作品群が初の展観となる。土壌が赤いために建物や橋までが薔薇色の町・アルビ、ミヨの盆地などの印象的な景観に心が安らぐ。また、果実や花の静物画、裸婦像も加わり、計50余点が出品される。神下氏の作品世界を余すところなく堪能できるのも本展ならではの魅力であろう。

[画像: 「中山の千枚田」]

スケジュール

2011年5月21日(土)〜2011年5月31日(火)

開館情報

時間
11:0019:00
最終日は17:00まで
休館日
年末年始休館
入場料無料
展覧会URLhttp://www.wako.co.jp/exhibitions/265
会場セイコーハウス銀座ホール
https://www.wako.co.jp/exhibitions/
住所〒104-8105 東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス銀座6F
アクセス東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅B1出口直結、東京メトロ有楽町線銀座一丁目8番出口より徒歩4分
電話番号03-3562-2111
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