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「日本画どうぶつえん」展

山種美術館
終了しました

アーティスト

竹内栖鳳、小林古径、西山翠嶂、西村五雲、川端龍子、横山大観、山口華楊、小茂田青樹、徳岡神泉、山本梅逸、速水御舟
日本人は古くから動物や鳥、虫など、生命ある「いきもの」たちに魅了され、その姿を描いてきました。中国から伝わった花鳥画以外にも、仏教絵画での神聖なる象や獅子、伝説上の麒麟や鳳凰、禅宗における龍虎図など、日本画における動物たちは時に宗教や信仰とも密接に関わりを持っていました。一方、近代日本画における動物たちは、こうした伝統をふまえながらも、より写実的に描かれ、作家の視線が感じられる個性的な姿として自由に表現されるようになります。

毛づくろいをする猫の緑色の目が印象的な竹内栖鳳《班猫》【重要文化財】(前半展示)、背筋をぴんと伸ばした猫の視線に身が引き締まる小林古径の《猫》(後半展示)。しんとした空気の中にひっそり佇む山口華楊《木精》のみみずく、竹内栖鳳《鴨雛》や小茂田青樹《雛》で描かれる生まれてまもない雛の愛らしさ、そしてトビウオの群れを描いた川端龍子《黒潮》の躍動感にぜひご注目ください。山種コレクションルームでは、速水御舟《炎舞》【重要文化財】(後半展示)をはじめとする昆虫、両生類などを描いた作品も展示します。

一部展示替あり:前半7/30~8/21、後半8/23~9/11

[画像: 竹内栖鳳「班猫」【重要文化財】]

スケジュール

2011年7月30日(土)〜2011年9月11日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は開館し、翌日火曜日休館
展示替え期間・年末年始休館
入場料[企画展] 一般 1100円、大学生・高校生 900円、中学生以下 無料(付添者の同伴が必要)※特別展は展覧会により料金が異なります。
会場山種美術館
https://www.yamatane-museum.jp/
住所〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36
アクセスJR・東京メトロ日比谷線恵比寿駅より徒歩約10分、恵比寿駅西口1番乗り場より都バス(学06番・日赤医療センター前行)広尾高校前下車徒歩1分、渋谷駅東口ターミナル54番乗り場より都バス(学03番・日赤医療センター前行)東4丁目下車徒歩2分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
関連画像

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