終了した展覧会・イベントです

コレクション展 「もの派」

東京画廊+BTAP
終了しました

アーティスト

榎倉康二、小清水漸、菅木志雄、関根伸夫、成田克彦
「もの派」は、1960年代後半から1970年代初頭に展開された美術動向です。石や木などの自然物と、紙や綿、鉄板、パラフィンといった工業用材といった「素材」にできる限り手を加えず、現象的な出会いを生み出すという原理から発展した芸術です。さらに、設置された空間と鑑賞者の視線を新たな要素として、そこに織りなされる関係性に着目し、「もの」のあり方、普遍的な感覚などを再認識します。もの派は1968年に関根伸夫が制作した《位相―大地》、そしてその作品に対する李禹煥の評論がきっかけとなって、活動が本格化したと言われています。東京画廊+BTAPは斎藤義重のアドバイスにより、1969年からもの派の作家たちの個展を多く開催してきました。

本展で展示する作品は、1960年代に描かれた作品の計画案ドローイングから2000年以降に制作された立体作品まで、時代は多岐にわたります。もの派のアーティストが投げかけた問いは、今の日本でも切実なものとして残されています。弊廊のコレクションを展示する数少ない機会ですので、是非この機会にご高覧ください。

スケジュール

2011年5月10日(火)〜2011年5月28日(土)

開館情報

時間
12:0018:00
休館日
月曜日、日曜日、祝日
入場料無料
展覧会URLhttp://www.tokyo-gallery.com/exhibitions/intokyo/mono-ha%20collection%202011.html
会場東京画廊+BTAP
http://www.tokyo-gallery.com/
住所〒104-0061 東京都中央区銀座8-10-5 7F
アクセスJR新橋駅銀座口より徒歩4分、東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線銀座駅A3出口より徒歩5分、都営地下鉄大江戸線・ゆりかもめ汐留駅5番出口より徒歩5分
電話番号03-3571-1808
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します