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「古九谷名品展」

戸栗美術館
終了しました
1610年代に、朝鮮からもたらされた製磁技術をもとに佐賀県有田町を中心とする肥前地方一帯で日本初の国産磁器・伊万里焼が誕生。当初は青色で文様を描く染付が主流でしたが、1640年代後半には、色彩豊かな色絵を作り出すことができるようになります。
「古九谷様式」の名で呼ばれている、それらの初期の色絵には、中国磁器を模して幾何学文様を多用したり、中国絵画の画題を取り入れた作品が作られた一方で、同時代の小袖や打掛などと共通する文様もあり、和様の意匠への嗜好もうかがうことができます。特にモチーフを強調する大胆な構図、厚く盛り上げられた濃厚な色彩の上絵の具や、その下にびっしりと黒線で描き込まれた地文などは、作品に躍動感を与え、古九谷様式の最たる魅力となっています。
今展示では、17世紀中期に肥前の有田で焼かれた伊万里焼を、「古九谷様式」の深みのある色彩や、生命力に満ちあふれた力強いデザインに注目してご紹介いたします。

スケジュール

2012年10月7日(日)〜2012年12月24日(月)

開館情報

時間
10:0017:00
※金曜・土曜は10:00〜20:00
※入館受付は閉館30分前まで
休館日
月曜日、火曜日
※祝日の場合は開館し、両日とも祝日の場合は翌平日休館
展示替期間中・年末年始休館
入場料
展覧会URLhttp://www.toguri-museum.or.jp/tenrankai/
会場戸栗美術館
http://www.toguri-museum.or.jp
住所〒150-0046 東京都渋谷区松濤1-11-3
アクセス渋谷駅ハチ公口より徒歩15分・地下鉄A2出口より徒歩12分、京王井の頭線神泉駅北口より徒歩10分
電話番号03-3465-0070
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