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「BIOART.JP - バイオメディア・アート -」展

Up & Coming
終了しました
2010年、多摩美術大学の久保田晃弘と、早稲田大学の岩崎秀雄、高橋透らが提案する科研費基盤研究(C)『ポストゲノム時代のバイオメディア・アートの調査研究』が採択されました。ヒトのゲノム情報が解読されたポストゲノム時代に、遺伝子組み換えや組織培養などに代表されるサイエンスやテクノロジーとしてのバイオのみならず、食や医療、社会や生活の中に浸透し始めたメディアとしての生物や生命も広く取り上げるために、研究テーマを「バイオメディア」アートと命名しました。そして2010年度には、バイオアートのポータルサイトである BIOART.JP を立ち上げ、オーストラリアのパースにあるバイオアートのCOEである SymbioticAの見学や共同研究を行い、続く2011年度には、バイオアートの父、ジョー・デイヴィス氏の日本招聘とワークショップやレクチャーの開催などを行い、バイオメディア・アートが持つ可能性を探求してきました。
本展覧会は、3年間の期限の科研費研究の締め括りとして開催されるものです。多摩美術大学および早稲田大学と関連する若い作家を招き、身近な素材を出発点にしながら、今日のポスト・ゲノム時代における生物観や人間観の変容、生命とその時間に対する認識の変革、さらにはバイオメディアの活用と、その社会・生活への浸透に対する芸術の役割や可能性を提示することを目的としています。
参加アーティスト: 秋山慶太、アリ・アルムタワ、石橋友也、伊藤達哉、岩崎秀雄、オロン・カッツ、齋藤帆奈、ホアン・カストロ、三原聡一郎、山本渉 、高橋士郎(特別参加)、多摩美術大学畑部

[関連イベント]
-オープニング・シンポジウム&レセプション「バイオメディアと芸術」  
日時: 2月23日(土) 17:00~19:00  
登壇: 岩崎秀雄(早稲田大学)、高橋透(早稲田大学)、久保田晃弘(多摩美術大学)  

-バイオアート・ワークショップ  
日時: 3月2日(土) 14:00〜17:00  
講師:BCL(Georg Tremmel、福原志保)

スケジュール

2013年2月23日(土)〜2013年3月24日(日)

開館情報

時間
12:0019:00
金曜日・土曜日は20:00まで
休館日
火曜日

オープニングパーティー 2013年2月23日(土) 17:00 から 19:00 まで

オープニング・シンポジウム&レセプション 「バイオメディアと芸術」  

入場料無料
会場Up & Coming
https://upandcoming.tamabi.ac.jp/
住所〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-42-18
アクセス東京メトロ銀座線外苑前駅3番出口より徒歩4分
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