終了した展覧会・イベントです

「松下幸之助と伝統工芸」展

パナソニック汐留美術館
終了しました
「経営の神様」と呼ばれる松下幸之助(1894−1989)が我が国の伝統文化に理解を示し、その普及と支援していたことはあまり知られていません。美術品を見る目は持ち合わせていないと言いながらも、実際には、多年にわたり絵画から工芸作品にいたるまで美術品を収集したり、公益社団法人日本工芸会などの団体の役員を務めるなど、文化支援活動を続けていました。本展では、このような松下幸之助と伝統文化との関わりをご紹介します。松下幸之助は「素直な心」を生涯大切にしていましたが、その「素直な心」を育てる道が茶道にあると考えるようになりました。そして茶道具に触れるうち、その関心は工芸家に向けられるようになったのです。陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、截金など、さまざまな素材を駆使し、伝統的なわざを絶やさず時代の息吹を取り入れることによって成立する日本の工芸作品。松下幸之助は「伝統工芸は日本のものづくりの原点である」と確信し、このような作品を作り出す工芸家を支援することで、「ものづくりの心」を未来に伝えていきたいと考えました。本展は、初出品作品約60点を含む松下幸之助ゆかりの工芸作品計約90点(作家数計約65人)を一堂に会し、その芸術を紹介します。「ものづくりの心」をあらわす工芸が文化の発展に寄与するということを祈っていた松下幸之助の思考に触れていただく絶好の機会となります。

[関連イベント]
講演会「松下幸之助と伝統工芸」
日時: 4月14日(日) 13:30~15:00
出演: 森口邦彦(染色家、重要無形文化財「友禅」保持者)
聞き手: 諸山正則(本展監修者、東京国立近代美術館主任研究員)
参加費: 無料(本展の観覧券が必要です。)
定員: 150名(要予約)
会場: パナソニック東京汐留ビル5階ホール

講演会「松下幸之助と茶道」
日時: 4月27日(土) 13:00~14:00
出演: 鵬雲斎千玄室(裏千家第十五代前家元)
参加費: 無料 
定員: 350名(要予約)
会場: パナソニック東京汐留ビル5階ホール

ワークショップ「世界で一つだけの竹の花かごを作ろう!」
出演: 田辺小竹(竹芸家)
日時: 7月6日(土) 13:30~16:00(大人向: 18歳以上)
8月3日(土) 13:30~16:00(子供向: 小5~中3)
参加費:1000円(大人向)、500円(子供向)
定員: 各20名(要予約)
会場: パナソニック東京汐留ビル5階ホール、パナソニック東京汐留ビル3階ホール
※関連イベント詳細、お申し込み方法は公式ホームページよりご確認下さい。

スケジュール

2013年4月13日(土)〜2013年8月25日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
水曜日
展示替期間・夏期・年末年始休館
入場料一般 700円、大学生 500円、中・高校生 200円、小学生以下 無料、65歳以上 600円 
展覧会URLhttp://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/13/130413/
会場パナソニック汐留美術館
https://panasonic.co.jp/ew/museum/
住所〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
アクセス都営大江戸線汐留駅3番出口より徒歩5分、JR新橋駅汐留口より徒歩8分、東京メトロ銀座線新橋駅2番出口より徒歩6分、都営浅草線新橋駅より徒歩6分、ゆりかもめ新橋駅より徒歩6分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
関連画像

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