終了した展覧会・イベントです

「古伊万里金襴手展 -元禄のきらめき-」

戸栗美術館
終了しました
江戸初期の揺籃期を経て、幕府や諸藩の政治・経済の基盤が固まり、文化が発展した元禄時代(1688~1704)。それは経済力を蓄えた町人を中心とした奢侈逸楽(しゃしいつらく)の文化でした。贅(ぜい)を好む風潮の中で、伊万里焼にも絢爛豪華な様式、“古伊万里金襴手様式”が成立します。染付の青い文様をベースに、赤・黄・緑・紫・黒に加え、金をたっぷりと使った華やかな古伊万里金襴手の鉢は「型物」と呼ばれ、高級食器として豪商たちの間で珍重されました。 また17世紀後半以降、伊万里焼は重要な貿易品目でもありました。元禄頃には、ヨーロッパの王侯貴族の趣味を反映し、大型で華美な室内装飾用の瓶や壺が作られ、海を渡っていきました。今展示では、国内向けと海外向けという受容者によって大きく様相の異なる、さまざまな“古伊万里金襴手”を展観いたします。

スケジュール

2013年4月7日(日)〜2013年6月23日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
※金曜・土曜は10:00〜20:00
※入館受付は閉館30分前まで
休館日
月曜日、火曜日
※祝日の場合は開館し、両日とも祝日の場合は翌平日休館
展示替期間中・年末年始休館
入場料
会場戸栗美術館
http://www.toguri-museum.or.jp
住所〒150-0046 東京都渋谷区松濤1-11-3
アクセス渋谷駅ハチ公口より徒歩15分・地下鉄A2出口より徒歩12分、京王井の頭線神泉駅北口より徒歩10分
電話番号03-3465-0070
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します