土門拳「昭和のこどもたち」

日本橋髙島屋 8階ホール

終了しました

アーティスト

土門拳

昭和の時代の証言者ともいえる、日本を代表する写真家・土門拳。報道写真家として名をはせ、ライフワークとして仏像や寺院など日本の伝統文化を撮影するなど、さまざまなテーマを撮影したその一つにこどもたちの写真があります。今回は、故郷の山形県酒田市にある「土門拳記念館」の開館30周年を記念して、膨大なこどもたちの作品から選りすぐりの約200点余を展示いたします。
生来、こども好きだったといわれる土門拳は、とくに第二次世界大戦後すぐから1950年代までの激動の時代に、翻弄されながらも、笑顔で力強く生きるこどもたちの姿を多く残しています。筑豊、広島、東京の下町などで、未来の宝物であるこどもたちの生き生きした表情を撮影。これらの写真を通して、時代を担う現代のこどもたちについて真剣に考えるきっかけになれば、という願いを込めた展覧会です。
[画像: 土門拳「江東のこども近藤勇と鞍馬天狗」(昭和30年)]

スケジュール

2013年9月11日(水)〜2013年9月22日(日)