終了した展覧会・イベントです

「花咲く工芸」展

東京国立近代美術館工芸館
終了しました
花は、工芸の中でも、もっともポピュラーで、表現の幅が広いテーマのひとつです。写生を通して自然観察と真剣に取り組み、また過去から伝わる図案を研究して、自ら納得する美を追い求める作家も少なくありません。彼らは花の華やかさや優雅な形、そしてわずかな期間だけしか見ることができない、はかない美しさ、あるいは自然がはぐくんだ生命力に魅了され、その眼と心がとらえた花のイメージを、工芸ならではの豊かな素材と技法を駆使して表現してきました。植物学的にはたとえ同じモチーフであっても作家によって切り口は多種多様です。また花瓶や皿、鉢や着物など、形態やそれぞれに期待される機能によってもアプローチは異なります。こうした作家たちの試みによって、私たちは工芸の美とともに花々の新鮮な姿に驚かされるのです。本展は、陶磁や染織、漆工、金工、木工、ガラス、人形、デザインなど、3000点をこえる所蔵作品の中から花を主題にした名品約150点を選び、「春」「夏」「秋」「冬」の四季のうつろいにあわせて会場を構成いたします。工芸館は、桜の名所・千鳥ヶ淵からもほど近く、春の散策にぴったりのロケーションです。咲き誇る桜や、北の丸公園の豊かな緑にかこまれた工芸館の景色とともに、工芸の名品をお楽しみください。
[画像: 十三代今泉今右衛門 「色鍋島薄墨石竹文鉢」(1982)]

スケジュール

2013年2月19日(火)〜2013年5月6日(月)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
※入館は閉館の30分前まで。展示替期間、年末年始休館。月曜日が祝日の場合は月曜日開館、翌日火曜日休
備考
休館日: 月曜日(3月25日、4月1日、8日、29日、5月6日は開館)
入場料[常設展] 一般 250円、大学生 130円、高校生以下および18歳未満、65歳以上、障害者手帳提示をお持ちの方とその付添者(1名)は無料、企画展はイベントにより異なる
展覧会URLhttp://www.momat.go.jp/CG/flower2013/index.html
会場東京国立近代美術館工芸館
http://www.momat.go.jp/cg/
住所〒102-0091 千代田区北の丸公園1-1
アクセス東京メトロ東西線竹橋駅1b出口より徒歩8分、 東西線・半蔵門線・都営新宿線九段下駅2番出口より徒歩12分
電話番号03-5777-8600
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