終了した展覧会・イベントです

「木版ぞめき-日本でなにが起こったか-」展

東京藝術大学 大学美術館・陳列館
終了しました
日本の水性絵具による伝統木版は、極東の地で和紙と共に成熟を重ね独自な形で発展を遂げました。いつしか「日本の文化」と言われるようになり、伝統として今に繋がっています。和紙と水性絵具が触れることで出来上がる、柔らかくユニークな木版が確立したその周辺で人々は、心を揺らし魅了されました。木版は時代時代で人々を騒がせた、いや、木版を以て人々が「ぞめいた」のです。そんな木版を獲得した日本で、いったい何が起こったのでしょうか。現在世界的に木版画制作者が増加している状況に応答するように、アーティストの視点から材料や技法に焦点を置き、歴史的学術的陳列から解放することで、「なぜ、ユニーク」で「どうして面白いのか」を検証し、木版の持つ本質的な魅力に迫ります。展示室を7つのテーマに分け、それぞれに作品や関連したモノを陳列展示することで木版を、より多面的に紹介し制作者・鑑賞者の双方にとって新しい発見の場となるように構成します。

会場: 東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1、2

[関連イベント]
「アダチ版画研究所による伝統木版デモンストレーション」
日時: 8月21日(日)、9月12日(金) 13:00~15:00


スケジュール

2014年8月30日(土)〜2014年9月14日(日)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
入場料無料
会場東京藝術大学 大学美術館・陳列館
https://museum.geidai.ac.jp/
住所〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8
アクセス東京メトロ千代田線根津駅1番出口より徒歩10分、JR上野駅公園口より徒歩10分、京成線京成上野駅正面口より徒歩15分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅7番出口より徒歩15分 ※駐車場はございませんので、お車での来館はご遠慮ください。
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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