「旅と写真」をテーマに、収蔵品の中からカメラと写真、関連資料約200点をご紹介します。 写真が生まれた19世紀は、産業革命の影響による余暇の拡がり、鉄道の発達などに起因する旅行ブームの時期にあたります。写真は新しいメディアとして、異境や聖地、観光地などの風景を視覚化していきました。本展では、写真誕生以前の視覚装置と19~20世紀のカメラ・写真を通じて、当時の人々がどのように世界をとらえていたのか、写真技術の発展によってその表現がどのように変容して来たのかを探ります。
また、同スペースにて、「石川直樹 NEW MAP-世界を見に行く」を同時開催しています。